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2ステップ(2Step)特集


2ステップ(2Step)特集

2ステップとは、1998年からUKで生まれた音楽ジャンルです。
UKガラージの影響を強く受けています、スピードガラージの2拍目、4泊目のキックを抜くと、
2Stepになります。
4つ打ちにならず、1泊目と、3泊目にしかキックが存在しません。
ジャンル的にハウスの影響が強いとされているのは、4つ打ちのBPM120~140の間で曲が作られますが、
スネアだけでリズムを取るとハーフテンポのBPM65前後、
ハイハット、もしくはキック連符の部分で追うとBPM130前後にとれます。
ボーカルも当然ハーフテンポで流しますので、半分の65で取れます。
独特の疾走感、浮遊感はどちらのテンポでもとれるいわゆるバイテンのダンスミュージックの特徴です。
ドラムンベースはベース・ボーカルはハーフテンポ、ドラムラインは倍になります。
ドラムンベースとの大きな違いは、BPMがドラムンベースの場合、150以上になり、
4つ打ちがほぼ不可能になります。
2Stepの場合、リズムが16分で跳ねています。
ニュージャックスィングの影響で跳ねているのか、黒いハウスの影響でしょう。

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 DJ Pied Piper & The MC’s;icon-music Do You Really Like It

icon-angle-double-right 2Step×HIPHOP

2001年
この曲はUKシングルチャートで一位になっています。
47万枚以上売れています、HIPHOPぽいサウンドですが、
ラガの影響を強く受けていますね。
ジャマイカ移民MCが2stepにラップをかわるがわる刻んでいきます。
ラガ(レゲエ)と ガラージ を組み合わせると ラガージ RAGAGE になります。
ラップ中心の2Stepは珍しいので、まずはここからご紹介します。

icon-angle-double-right スピードガラージ

1997年
いわゆるスピードガラージのジャンルになります。
2Stepの前身のジャンルですね、ニューヨークハウスがイギリスにわたると、
ドラムンベースの倍テンの影響を受けて、スピードガラージが誕生しました。
まだまだ4つ打ちのジャンルですが、キックを取り除くと2Stepになりますね。
更に、ボーカルをハーフテンポで乗せて、白玉のコードを鳴らすといわゆる2Stepらしさが出ます。
クラブミュージックは段々ポップスになって行きますね。

icon-arrow-circle-up Double 99 icon-music RIP Groove

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 MJ Cole icon-music Sincere

icon-angle-double-right  おしゃれなナンバー

1998年
MJコールはウェストロンドン出身のプロデューサーです。
おしゃれなナンバーです、ドラムンベースのボーカルに2stepのリズムが乗ります。
UKらしいボーカルラインですね、シャーデーもこんな感じです。
途中で4つ打ちになるところも非常にクールです、
クラブナンバーですね、深夜のドライブにも良いです。
跳ねるリズム体が軽快なグルーブを生んでいます。

icon-angle-double-right クレイグ・デイヴィッド

1999年
アートフル・ドジャーは、マーク・ヒル&ピート・デヴェルの二人によって結成された、
イギリス出身の音楽ユニットです。
クレイグ・デイヴィッドは、イギリス・ハンプシャー・サウサンプトン出身の歌手です。
2Stepを代表する歌手ですね、現在35歳です。
2Stepがメジャーなポップスになったきっかけを作った歌手ですね、
UKらしいブラックミュージックといえばこの人のイメージです。

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 Artful Dodger icon-music Re Rewind ft. Craig David

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 Craig David x Big Narstie icon-music When the Bassline Drops

icon-angle-double-right 最近の2Step

2015年
最近の2Stepになります、
シンセリフと声ネタでハーフテンポを提示しています。
ドラムパターンが昔の2Stepに比べて洗練されていますね。
キックの連符でバイ転を表現せずに、ハイハットで表現されています。
乗りやすい、踊れる曲です。