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物議を醸した曲特集

物議を醸した曲特集


物議を醸した曲特集

icon-angle-double-right ヴァニラ・アイス

icon-youtube-play Ice Ice Baby  icon-music Vanilla Ice

アメリカのMC、ヴァニラ・アイスが1990年にリリースした「Ice Ice Baby」という曲だが、この曲は、クイーンとデビッド・ボウイによる「Under Pressure」をサンプリングし、700万枚を売り上げる大ヒット曲となった。この曲の大ヒットのおかげで、ヴァニラ・アイスは映画で主演し俳優デビューを飾るなど、一躍時の人となった。
しかし、このサンプリングが無許可で行われており、裁判沙汰となった挙句、
結局ヴァニラ・アイスが敗訴となった。この敗訴によって、楽曲のソングライターには、フレディ・マーキュリーやデビッド・ボウイなど、「Under Pressure」の作者もクレジットされることとなった。

icon-angle-double-right ミリ・ヴァニリ

icon-youtube-play Girl You Know It’s True icon-music Milli Vanilli

ミリ・ヴァニリは、2人組のダンス・ユニット。ラップをフィーチャーしたポップ・サウンドで、1988年にリリースしたシングル「Girl You Know It’s True」が全米2位のヒットを記録。さらに、そのあとリリースした3枚のシングルは全米1位のヒット。1990年には、グラミー賞の最優秀新人賞を受賞し、世界が注目するダンスユニットとなった。
しかし、ヒットやグラミー受賞で有頂天となったミリ・ヴァニリの2人がプロデューサーと対立し、業を煮やしたプロデューサーが、実はミリ・ヴァニリの2人はレコーディングで歌を歌っておらず、別のヴォーカリストが歌っていることを暴露した。記者会見でミリ・ヴァニリの2人はこの事実を認めながらも、
「Girl You Know It’s True」を歌ってみせたが、かなりひどかったという。
結局、グラミー賞は剥奪、事実上、業界を追放された。

icon-angle-double-right アンドシーヌ

icon-youtube-play College Boy icon-music Indochine

ミュージックビデオが放送禁止になる、という時、主な理由は「セクシーすぎる」といったセクシャルな理由が話題になるのだが、フランスのバンド、アンドシーヌの「カレッジ・ボーイ」という曲は、ちょっと違った。
この曲は、カナダの映画監督、グザヴィエ・ドランが監督を務め、テーマは「学校でのいじめ」だ。これが暴力的すぎるとして、フランスの音楽チャンネルでは昼間の放送が禁止、さらにカナダでもケーブルテレビ「MusiquePlus」で放送禁止となった。
グザヴィエ・ドラン監督は「このPVが検閲されるなんて、バカげてる。普段人々が見ているテレビ番組や映画の方が暴力的じゃないか?」とコメントしている。

icon-angle-double-right エド・シーラン

icon-youtube-play Thinking It Loud icon-music Ed Sheeran

今や世界のセレブとなったエド・シーラン。2014年にリリースされたシングル「Thinking It Loud」は、全英1位、全米2位のヒット曲で、グラミー賞では最優秀楽曲賞と最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞の2つをゲット。押しも押されぬエド・シーランの代表曲の1つだ。この曲、リリースから2年がたった2016年に、マーヴィン・ゲイの「Let’s Get It On」をパクっている、と訴えられたのである。この訴訟は最終的に却下されたのだが、なんと今年になった、再び訴訟を起こされた。
前回は「Let’s Get It On」の作曲者による訴訟だったのだが、今回は「Structured Asset Sales」という会社が、「Let’s Get It On」の曲の権利の3分の1を買い取り、訴訟を起こしたということ。要求額はなんと1億ドル(およそ110億円)。

icon-angle-double-right YG

icon-youtube-play FDT icon-music YG feat G-Eazy & Macklemore

海外のアーティストが自分の楽曲で政治的なメッセージを発信することはよくあることだが、ここまで自分の国の大統領をディスるのも、ある意味ですごい。
YGはカリフォルニアのコンプトン出身のラッパー。2016年に「FDT」がリリースされた当時、アメリカは大統領選挙の真っ只中だった。この「FDT」は、当時の大統領候補、ドナルド・トランプ氏を痛烈に批判した楽曲なのだ。(タイトルは「Fuck Donald Trump」の頭文字をとっている。)
トランプ批判のテーマ曲となって、全米に広がり、PVの撮影時にはエキストラが大量に集まって現地警察を小競り合いまで起きたという。さらには、YGがアルバム『Still Brazy』に収録しようとした際には、シークレットサービスが「アルバムに収録するんじゃない」と接触までしてきたんだとか。
そんな反トランプ派の願いもむなしく、アメリカ大統領となったドナルド・トランプ。中間選挙の時期を迎えているが、果たしてアメリカ国民は、どのような判断を下すのか。

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