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特集 – 絶望・ホープレス

絶望・ホープレス特集


<特集 – 絶望・ホープレス>
楽曲の歌詞やサウンド、雰囲気から、ただならぬ絶望を感じる楽曲を特集。

icon-angle-double-rightParanoid Android

icon-youtube-playParanoid Androidicon-musicRadiohead

1997年、アルバム「OKコンピュータ」の先行シングルとしてリリースされた楽曲。レディオヘッドといえば「暗い」というイメージがあるが、1stアルバムや2ndアルバムはそこまで極端に内向的ではなかったが、3rdアルバム「OKコンピュータ」に至って、実験的かつ内向的なベクトルに進んでいる。そして、そのアルバムを代表するこの楽曲も、ロックやゴスペル、プログレといったあらゆる要素を含み、転調、テンポの変化を繰り返し混沌とした楽曲構成となっている。歌詞の内容も「僕はパラノイドかもしれないけどアンドロイドじゃない!」といった合成音声が読み上げるパートがあったり、恐怖や金切り声といったワードが入っていたりと、カオスな状況。アニメで制作されたMVも、どこか不気味な雰囲気を終始漂わせている。

icon-angle-double-rightCome To Daddy

icon-youtube-playCome To Daddyicon-musicAphex Twin

エレクトロ、アンビエントのアーティスト、エイフェックス・ツイン。チルアウトなサウンドから、どこか狂気じみたサウンドまで、幅広くカバーしているアーティストの1997年リリースの1曲。楽曲の雰囲気もさることながら、是非ともMVを見ていただきたい。荒れ果てたマンション群の中を年老いた女性が犬を連れて歩いているのだが、捨てられたテレビを覗き込むと歪んだ顔が映し出され、その直後に異様な顔の子供達に追いかけ回される、という内容。見終わった後の絶望感は、言葉が出ない。

icon-angle-double-rightStan feat.Dido

icon-youtube-playStan feat.Didoicon-musicEminem

エミネムの代名詞とも言える2000年の1曲。楽曲の冒頭から、雨の音や雷の音などがフィーチャーされ、不穏な雰囲気を醸し出している。歌詞の内容は、エミネムの熱狂的なファンの青年「スタン」が、ファンレターをエミネムに送るも、返事がないため徐々にエスカレートして、最終的にはエミネムと仲の良い女性をさらい、車のトランクに閉じ込め、最後は車ごと川に落ちてしまう・・・というなんとも救いようのない内容である。車のブレーキ音などおフィーチャーされており、なんとも生なましいが、この曲のリリースの数年後、イギリスでこの曲のシーンを思い起こさせるような殺人事件まで起きている。また、イギリスのメリアム=ウェブスター英英辞典にはこの「stan」という単語が、「極端に、または過度に熱狂的なファン」という意味で掲載されている。

icon-angle-double-rightHello

icon-youtube-playHelloicon-musicAdele

2015年にリリースされ、全英・全米チャートなどで1位を獲得したナンバー。
「Hello」というと、普通の挨拶のように感じるが、この曲の「Hello」とは、電話越しの第一声、つまり「もしもし」という意味になる。しかし、聞き進めていくと、「いつも電話するとあなたはいつもいないみたい・・・」という歌詞が出てくる。つまり想像するに、留守電につらつらと吹き込んでいる状況だ。しかも、「I must have called a thousand times」、つまり1000回も電話しているのだ。そして最後に「でもどうでもいい。もうこれ以上あなたを傷つけることはない」と謳っている。別れた相手に1000回も電話しているという、
かなりホープレスな状況を歌っている。1回切りの別れの電話であれば、そこから前向きになれるだろうが、1000回ともなると電話している方もされている方も、かなり絶望的な状況だ。

icon-angle-double-rightLazarus

icon-youtube-playLazarusicon-musicDavid Bowie

2016年1月8日、彼の69歳の誕生日にリリースされたアルバム「ブラックスター」に収録されていた楽曲。久しぶりのアルバムということで注目を集めたアルバムだったが、リリースの2日後に、がんによって亡くなったことが公表され、世界中に衝撃が走った。そして、この曲は、自らの死を悟ったボウイが最後のメッセージを込めた楽曲となっている。歌い出しから「私は天国にいるんだ」と始まり、最後は「私は自由になるんだ」と歌われている。死を直前にして、アーティストしてどんな気持ちで歌っていたのか。そこには死に対する絶望もあっただろう。

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