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SpotifyバイラルチャートTOP、Juice WRLDというラッパー

Juice WRLD


最近は音楽のランキングの中でも、「バイラルチャート」というチャートがより注目を集めている。このチャートは純粋にストリーミングプレイされた、というわけではなく、共感した・シェアされた、という要素が加わっているのだ。
例えば、その曲を「聞こう!」と思って再生していなくても、プレイリストなどに組み込まれて流れていれば、再生回数としてはカウントされてしまうので、この共感してシェアされた、という要素は、よりその楽曲がリスナーに求められている、という指標になり得るのかもしれない。

そんなSpotifyの「グローバルバイラルチャートTOP50」で、6月4日付で1位になったのが、Juice WRLDというラッパーの「Lucid Dreams」という曲だ。

Juice WRLDは、ウィキペディアによると、1998年生まれのまだ19歳。生まれはシカゴ。その後イリノイ州に移り住んだが、両親は別れ、父親によって彼と彼の兄弟は育てられたという。そんな中でも、彼はピアノ、ギター、ドラムを習うなど音楽に慣れ親しんだそうだが、実際にラップを始めたのは高校2年生(17歳くらいだろうか)の頃だそうだ。

彼の生まれたシカゴという街は、「ドリル・ミュージック」と呼ばれる殺人や暴力といった攻撃的な歌詞のラップミュージックが産声をあげた街でもあるが、今回Spotifyのバイラルチャート1位になったJuice WRLDの「Lucid Dreams」という曲は、影がありながらも、とてもエモーショナルな曲だ。

「Lucid Dreams」

イントロを聞いて「懐かしい!」と感じる方も多いかもしれないが、スティング(Sting)の「Shape Of My Heart」という楽曲を大胆にサンプリングしているのだ。(この「Shape Of My Heart」は、リュック・ベッソン監督、ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマンなどが出演している映画「レオン」のエンディング・テーマとして使われている。映画も非常に面白いのでおススメである。)

注目すべきは、この楽曲が収録されたデビューEP『999』がリリースされたのは2017年の7月1日。つまり、リリースから約1年をかけて、Spotifyのバイラルチャートのトップまで登り詰めたわけだ。もちろん、5月に「Lucid Dreams」も収録された1stアルバム『Goodbye & Good Riddance』がリリースされているのが大きいのだろうが。とはいえ、インタースコープとの契約金が300万ドル、とも言われているらしいので、やはり楽曲はもちろん、アーティストとしてのポテンシャルも高いのだろう。実際、「Lucid Dreams」はビルボードHOT100で、前週74位から35位にジャンプアップ。アルバムからの楽曲「All Girls Are the Same」も53位にチャートインしている。そしてアルバムも15位につけている。

このアルバム『Goodbye & Good Riddance』を聴いてみても、メロディの良さも際立っている。どちらかというと、歌うようにラップをするドレイクのようなスタイルでもあるので、純粋な歌モノとしても十分楽しめるクオリティではないだろうか。

ネクスト・ブレイクのラッパーとして、Juice WRLDという名前を覚えておいてもいいかもしれない。

(No.16 編集部)

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