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ジョン・レノン&ヨーコ・オノ、『トゥー・ヴァージンズ』本日50周年

John Lennon


ビートルズが『ホワイト・アルバム』をリリースしたのが1968年11月22日。その直後の1968年11月29日、ジョン・レノン&ヨーコ・オノ名義で『トゥー・ヴァージンズ』が英国でリリースされた。本日で発売からちょうど50周年、ヨーコ・オノの音楽活動も50周年を迎えたことになる。ヨーコ・オノは生誕85周年の今年、10月24日に5年振りの新作『ウォーゾーン』をリリースし、今もなお世界へ向けてメッセージを発信し続けている。

(情報提供:SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)

ジョン・レノン&ヨーコ・オノ、『トゥー・ヴァージンズ』本日50周年

ビートルズが来日公演を果たした数ヶ月後、1966年11月9日ロンドンのインディカ・ギャラリーでジョンとヨーコは運命的な出会いをする。その1年半後 1968年5月19日、ジョンは自宅にヨーコを招き、のちに『トゥー・ヴァージンズ』として発表されることになる録音を行なった。ジョンとヨーコという「歴史的なカップル」が誕生した一夜の記録であり、ジョン・レノンの「初のソロ作品」でもある。前衛的・実験的で、当時物議を醸したジャケットも含めてあまりにも過激な作品であったが、ジョンとヨーコの出発点ともいえるこの作品は、歴史的にも貴重な1ページといえる。今から50年前1968年の11月は、アップルからの初シングルとして8月末に発売された「ヘイ・ジュード」がまだチャート・インし続け、11月1日にはジョージ・ハリスンの『不思議の壁』、11月22日には初の2枚組となるニュー・アルバム『ホワイト・アルバム』がリリースされ、ビートルズの動向が世界的に注目されていた時期だった。

『トゥー・ヴァージンズ』は2016年に48年振りにアナログLPで復刻。当時と同様にジャケットは茶色の紙製のインナーバックで覆われ、入手困難の超プレミア・アイテムとなっている高価なオリジナル盤のアートワークを可能な限り再現している。White Color Vinylでレーベル面は当時のAppleの代わりに“Grapefruits” をデザインし、日本盤は帯にはそのグレープフルーツをアイキャッチにしたひょうたん型の帯を作成。特典ポスター、特製カード封入、新規ライナーノーツも収録。音源は息子ショーン・レノンらの手により、オリジナル・アナログ・マスターテープから最新リマスターが施されている(CDも紙ジャケットで発売中)。

生誕85周年を記念し、前衛芸術家ヨーコ・オノの再評価を目指す「YOKO ONO REISSUE PROJECT」が進行中。ジョン・レノン&ヨーコ・オノ名義の3タイトルを含む、ヨーコ・オノの1968年から1985年にリリースしたスタジオ・アルバム全11作品を2016年~2019年に渡って復刻。これまで第一弾、第二弾と6タイトルリリースされたが、いよいよ第三弾はジョンとヨーコの結婚50周年となる2019年春にリリース予定となっている。

◆ 「YOKO ONO REISSUE PROJECT」 第一弾

http://www.sonymusic.co.jp/artist/yokoono/info/474542

◆ 「YOKO ONO REISSUE PROJECT」 第二弾

http://www.sonymusic.co.jp/artist/yokoono/info/484647

◆ 作品情報

ジョン・レノン&ヨーコ・オノ
『未完成作品第1番 トゥー・ヴァージンズ』(1968年作品)
John Lennon & Yoko Ono/Unfinished Music No. 1: Two Virgins

● LP:SIJP-31 ¥4000+税(限定White Color Vinyl)
● CD: SICX-71 \2400+税(紙ジャケット仕様)

ジョン・レノン&ヨーコ・オノ、『トゥー・ヴァージンズ』本日50周年

◆ イベント情報

10月6日に開幕した六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展『カタストロフと美術のちから展』では、ヨーコ・オノの作品『色を加えるペインティング(難民船)』が展示されており、観客が展示室の壁や床、そして難民船を思わせる船のどこにでも、色や言葉を書き加えていく作品で、昨今注目される“鑑賞者参加型アート”の先駆けとも言える作品である。森美術館では青、黒、白のクレヨンが用意されており、誰でも平和への願い、メッセージを好きな絵や言葉で書きこむことができる。開幕以降数多くのメッセージが書き込まれている。また屋外展示作品として『WAR IS OVER(戦争は終わる)』の展示も同時開催中。

●「カタストロフと美術のちから展」

会期:2018年10月6日(土)~2019年1月20日(日)
会場:森美術館
開館時間:10:00~22:00(火~17:00)*入館は閉館時間の30分前まで
入館料:一般 1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子供(4歳~中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円
詳細:森美術館ウェブサイト https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/catastrophe/

●《戦争は終わる》

期間:2018年10月5日(金)~2019年1月20日(日)
場所:ミュージアムコーン周辺、六本木ヒルズ内各所
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/catastrophe/06/index.html

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