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NAO(ネイオ)、大盛況の初単独来日公演ライヴ・レポート公開

NAO


今年10月に最新アルバム『サターン』をリリースし、UKアーバン・シーンの新星として注目急上昇中のネオ・ソウル/R&Bシンガー=NAO(ネイオ)が初来日公演を開催した。12月5日(水)には、これまで度重なるコラボを果たしている盟友MURA MASA(ムラ・マサ)のJAPAN TOUR 東京公演のオープニング・アクトとして日本での初ライヴを行い、翌12月6(木)に渋谷WWW Xで初の単独来日公演を開催。いずれの公演でも、ギター、ベース、キーボード、ドラムを携えた、ダイナミックなバンド・セットで、生“ヴェルヴェット・ヴォイス”、そしてキュートなキャラクターで観客を魅了。「日本でパフォーマンスを行うことをずっと夢に見ていたの!アリガトウ!」と、ファンへの感謝を込めて、度々日本語を披露する場面も見られる2日間となった。

(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)

NAO(ネイオ)、大盛況の初単独来日公演ライヴ・レポート公開
(Photo: Masanori Naruse)

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<NAO: 初来日公演ライヴ・レポート>

2019年12月6日(木) / 会場: 渋谷WWWX

会場に集まったオーディエンス全員が笑顔で帰路に着いたことが想像できるような、文句なしに「楽しい」ライヴだった。いい意味でイメージを裏切られた――そんな人も多かったのではないだろうか。
エラ・メイやジョルジャ・スミスなどイギリス発の女性R&Bシンガー新世代が世界的な注目を集める中、もっとも未来志向の冒険的なR&Bで評価を獲得してきたのが、イースト・ロンドン出身、ムラ・マサの盟友としても知られるネイオだ。

NAO(ネイオ)、大盛況の初単独来日公演ライヴ・レポート公開
(Photo: Masanori Naruse)

2016年のデビュー・アルバム『フォー・オール・ウィ・ノウ』では「ジェイムス・ブレイクと90年代R&Bの衝突」と評されるスタイリッシュなサウンドを提示し、2018年10月に送り出されたセカンド『サターン』ではケンドリック・ラマーなど現行のUSメインストリームからの刺激も取り入れている。初期の作品はダークでミステリアス、『サターン』はディープでメロウというイメージが強いが、待望の初来日公演で見せた素顔はそのどちらとも違った。
ステージに登場したネイオは、ライヴを心の底から楽しんでいるような笑顔を浮かべながら、思いきり歌い、踊り、観客を煽る。『サターン』のジャケット写真に象徴的に登場する白い風船を観客に手渡しで配ったり、しきりにコール・アンド・レスポンスを求めたりと、エンターテイメント的なショーとしての演出も忘れない。そして何より、そのチアフルで親しみやすいキャラクターを武器にグイグイとオーディエンスを自分の世界に引き込んでいく様は、彼女のステージ・パフォーマーとしての地力の高さを感じさせた。
もちろんその歌声も素晴らしかった。彼女の声質は甘くコケティッシュだが、ライヴでは迫力が数段増し。クワブスとのデュエット曲「サターン」では二人分のパートを一人で全部歌い切ってみせたが、男性シンガーの低音から自身の高音パートまで自在に声を操る姿は、彼女のシンガーとしての力量を見せつけるものだった。
若い頃はジャーヴィス・コッカーやクワブスのバック・シンガーを務めるなど、下積みも長かったネイオだが、地道に研鑽を重ねてきただけにライヴではシンガー/パフォーマーとしての真の太さのようなものが感じられた。アーティストの真価はそのステージ・パフォーマンスで測られるという見方に立てば、ネイオの初来日公演は誰もが彼女を「本物」だと認めるのに十分な輝きを放っていたと言えるだろう。
(文: 小林祥晴)

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エレクトロニカ、ソウル、ファンク、ジャズなど、ジャンルの垣根を越えた独自のサウンドと、中毒性のあるハイトーン・ヴォイスで、表現力に溢れる初来日公演を行ったネイオ。本公演のセットリストをプレイリストでも公開されている。

◆ ネイオ単独来日公演セットリスト・プレイリスト

https://lnk.to/NAOSetlist

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