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[コラム] エディ・ヴァン・ヘイレンとジョニー・ナッシュ、逝く

NO.16編集部コラム


今朝方、音楽界のレジェンドの訃報が届いた。70〜80年代を代表するアメリカのハードロック・バンド、ヴァン・ヘイレンのギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンがこの世を去った。65歳だった。死因は咽頭ガン、と伝えられている。息子であるウォルフガング・ヴァン・ヘイレンがSNSで訃報を伝えている。

素敵な笑顔が印象的だ・・・

1972年に結成されたヴァン・ヘイレン。1978年に、キンクスのカバー「You Really Got Me」でデビューを果たし、一気に注目を集め、80年代に入ると、キーボードをサウンドに取り入れ、1984年にアルバム「1984」をリリース。このアルバムには、彼らの代名詞的楽曲「Jump」や「Panama」が収録されている。なお、キーボードもエディ・ヴァン・ヘイレンが弾いている。

ヴァン・ヘイレン、といえば「Jump」というイメージが強い人も多いだろう。また、ヴァン・ヘイレンは知らなくても、あのイントロが流れれば「あ、聞いたことある!」と思う人も多数いると思う。80年代はディスコ、シンセサウンドが全盛の音楽界だったが、ハードロックに見事に融合していせたその感覚は現代のトレンドにも通じるものはあったのではないだろうか?

また、これも広く知られているが、マイケル・ジャクソンの代表曲の一つ、「Beat It」のギターソロもエディが弾いている。

バンドのデビューから40年以上。現代のロック、ポップミュージックの歴史を作ってきたレジェンドがまた一人、この世を去ってしまったが、作り上げた音楽は残っている。ぜひ、聞いたことがない、という方は一度聞いてみて欲しい。

そして、もう一人、訃報が届いている。レゲエ・シンガーのジョニー・ナッシュだ。彼は、1972年に「I Can See Clearly Now」をアメリカでヒットさせた人物なのだ。ジミー・クリフのヒットで知られているが、彼がオリジナルである。

JOHNNY NASH

元々はR&Bシンガーとして活躍していたが、1965年の「Let’s Move And Groove」がジャマイカでもヒットしたことをきっかけに、プロモーションを兼ねてジャマイカを訪れる。ここでレゲエに触れることになったジョニーは、帰国後、レゲエナンバーをリリース、さらに、初めてボブ・マーリーの曲をカバーした外国人レゲエシンガーにもなった。実際、ボブ・マーリーとの交流もあった。ただ、80年代以降は目立った活動はおこなっていなかったようで、10月6日、80歳でこの世を去った。

今やジミー・クリフの代表曲ともなっている「I Can See Clearly Now」。ジョニー・ナッシュの透き通るようなハイトーンで歌われる、オリジナルバージョンも一度耳にしてみて欲しい。

軽めのパーカッションと、キーボード、そしてコーラスワークが織りなすアンサンブルがとても気持ちい。

(NO.16編集部)

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