洋楽情報・来日アーティスト・セレブファッション情報なら ナンバーシックスティーン

Dilemma

Artist Celeb News Feature Tweet

ボブ・ディラン、『1970』の50周年記念コレクションを2021年2月に世界同時発売決定

BOB DYLAN


(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)

ボブ・ディラン(Bob Dylan)のアルバム『1970~50周年記念コレクション』が2021年2月26日、世界同時リリースされることが決定した。

ボブ・ディラン、『1970』の50周年記念コレクションを2021年2月に世界同時発売決定
(Photo: Al Clayton)

このCD3枚組となるボブ・ディラン『1970』は大変貴重なスタジオ録音の数々を収めた50周年記念盤だが、2020年12月に『50thアニバーサリー・コレクション(50th Anniversary Collection)』として、ヨーロッパにて限定発売されていた。ヨーロッパでは、誕生から50年を経過した時点でパブリック・ドメインとすることが定められている。そのため、消滅する著作権保護期間を延長させるシリーズとして2012年から『50thアニバーサリー・コレクション』なるタイトルで限定販売されていた。これは海賊盤が市場に溢れるのを防ぐためなのだが、今回は発売されるや、ジョージ・ハリスンとのスタジオ・セッションをはじめとして、1970年に残された歴史的トラックの数々は大いに話題を呼び、通常盤としての発売を求める声が一気に高まった。

icon-youtube-play「ジプシーに会いに行った(テイク6)

ジョージ・ハリスンとのセッション9曲を含む他、ビートルズ「イエスタデイ」のカバーなど未発表スタジオ録音を収録したCD3枚組、74曲。

『1970』には、オリジナル作として共に1970年に発表された『セルフ・ポートレイト』と『新しい夜明け』のセッションの未発表アウトテイク群も収録。1970年5月1日におけるジョージ・ハリスンとのスタジオ録音は全9トラックで、ディランのオリジナル(「いつもの朝に」「エデンの門」「ママ、ユー・ビーン・オン・マイ・マインド」)や、カバー(ビートルズの「イエスタデイ」、エヴァリー・ブラザーズの「夢を見るだけ」、カール・パーキンスの「マッチボックス」)など幅広く訴える魅力のある歌がレコーディング日付順に並ぶ。

『1970』に収録のディランとのセッションには、ジョージ・ハリスンがゲスト参加したのに加え、アル・クーパー、チャーリー・ダニエルズ、ラス・カンケル、デヴィッド・ブロムバーグ、スチュ・ウッズ、バジー・フェイトンといった名うてのセッション・マンが名を連ね、プロデューサーはボブ・ジョンストンが務めた。

◆ リリース情報

ボブ・ディラン 『1970』
Bob Dylan – 1970 (50th Anniversary Collection)

● 発売日:2021年2月26日(世界同時発売)
● 品番:SICP31421-3(BSCD2 3枚組)
● 価格:¥4,200+税
● デジパック
● 英文解説・書下ろし解説・歌詞・対訳付

ボブ・ディラン、『1970』の50周年記念コレクションを2021年2月に世界同時発売決定

<トラックリスト>

● Disc 1   

March 3, 1970
01. 旅は風まかせ
02. ユニバーサル・ソルジャー(テイク1)
03. スペイン語は愛の言葉(テイク1)
04. ジプシーに会いに行った(テイク2)
05. ジプシーに会いに行った(テイク3)
06. ウギ・ブギ

March 4, 1970
07. ジプシーに会いに行った(テイク4)
08. サースティー・ブーツ(テイク1)

March 5, 1970
09. リトル・モーゼ(テイク1)
10. アルバータ(テイク2)
11. カム・オール・ユー・フェア・アンド・テンダー・レイディーズ(テイク1)
12. シングス・アバウト・カミン・マイ・ウェイ(テイク2&3)
13. ジプシーに会いに行った(テイク6)
14. 無題1970 インストゥルメンタル1番
15. もっと寄りそって(テイク2)
16. アルバータ(テイク5)

ボブ・ディラン – vocals, guitar, piano
デヴィッド・ブロムバーグ – guitar, dobro, bass
アル・クーパー – organ, piano
エマニュエル・グリーン – violin
スチュ・ウッズ – bass
アルヴィン・ロジャーズ – drums
ヒルダ・ハリス, アルベルティーン・ロビンソン, メイレサ・スチュワート – background vocals

May 1, 1970
17. サイン・オン・ザ・ウィンドウ(テイク2)
18. サイン・オン・ザ・ウィンドウ(テイク3-5)
19. イフ・ノット・フォー・ユー(テイク1)
20. 時はのどかに流れゆく(リハーサル)
21. イフ・ノット・フォー・ユー(テイク2)
22. イフ・ノット・フォー・ユー(テイク3)
23. ウディに捧げる歌(テイク1)
24. ママ、ユー・ビーン・オン・マイ・マインド(テイク1)
25. イエスタデイ(テイク1)

● Disc 2
01. 親指トムのブルースのように(テイク1)
02. アイ・メット・ヒム・オン・ア・サンデイ~ダ・ドゥ・ロン・ロン(テイク1)
03. いつもの朝に(テイク1)
04. ゴースト・ライダーズ・イン・ザ・スカイ(テイク1)
05. キューピッド(テイク1)
06. 夢を見るだけ(テイク1)
07. エデンの門(テイク1)
08. アイ・スリュー・イット・オール・アウェイ(テイク1)
09. アイ・ドント・ビリーヴ・ユー(テイク1)
10. マッチボックス(テイク1)
11. ユア・トゥルー・ラヴ(テイク1)
12. テレフォン・ワイヤー(テイク1)
13. フィッシング・ブルース(テイク1)
14. ワン・モア・チャンス(テイク1)
15. 雨の日の女(テイク1)
16. 悲しきベイブ
17. イフ・ノット・フォー・ユー
18. サイン・オン・ザ・ウィンドウ(テイク1)
19. サイン・オン・ザ・ウィンドウ(テイク2)
20. サイン・オン・ザ・ウィンドウ(テイク3)

ボブ・ディラン – vocals, guitar, piano, harmonica
ジョージ・ハリスン – guitar, vocals (Disc 1, Tracks 20 & 24 and Disc 2, Tracks 2-3, 6-7, 10-11, & 16)
ボブ・ジョンストン – piano (Disc 1, Tracks 24-25 and Disc 2, Tracks 1-3)
チャーリー・ダニエルズ – bass
ラス・カンケル – drums

June 1, 1970
21. アリゲーター・マン
22. アリゲーター・マン(ロック・ヴァージョン)
23. アリゲーター・マン(カントリー・ヴァージョン)
24. サラ・ジェーン 1
25. サイン・オン・ザ・ウィンドウ
26. サラ・ジェーン 2

● Disc 3

June 2, 1970
01. イフ・ノット・フォー・ユー(テイク1)
02. イフ・ノット・フォー・ユー(テイク2)

June 3, 1970
03. さらばジャマイカ
04. 好きにならずにいられない
05. ロング・ブラック・ベール
06. ワン・モア・ウイークエンド 

June 4, 1970
07. ブリング・ミー・ア・リトル・ウォーター(テイク1)
08. 3人の天使
09. 明日は遠く(テイク1)
10. 明日は遠く(テイク2)
11. 新しい夜明け
12. 無題1970 インストゥルメンタル2番

June 5, 1970
13. ジプシーに会いに行った
14. サイン・オン・ザ・ウィンドウ(ステレオ・ミックス)
15. ウィンタールード
16. アイ・フォーガット・トゥ・リメンバー・トゥ・フォーゲット 1
17. アイ・フォーガット・トゥ・リメンバー・トゥ・フォーゲット 2
18. 西部のユリ(テイク2)
19. ファーザー・オブ・ナイト(リハーサル)
20. 西部のユリ

ボブ・ディラン – vocals, guitar, piano, harmonica
デヴィッド・ブロムバーグ – guitar, dobro, mandolin
ロン・コーネリアス – guitar
アル・クーパー – organ
チャーリー・ダニエルズ – bass, guitar
ラス・カンケル – drums
バック・ヴォーカルは不明

August 12, 1970
21. イフ・ノット・フォー・ユー(テイク1)
22. イフ・ノット・フォー・ユー(テイク2)
23. せみの鳴く日(テイク2)

ボブ・ディラン – vocals, guitar, harmonica
バジー・フェイトン – guitar
他のミュージシャンは不明

March 3-5 and May 1, 1970 sessions took place at Studio B, Columbia Recording Studios, New York City, New York

June 1-5 and August 12, 1970 sessions took place at Studio E, Columbia Recording Studios, New York City, New York
All songs written by Bob Dylan, except: “I Can’t Help but Wonder Where I’m Bound” by Tom Paxton; “Universal Soldier” by Buffy Sainte-Marie; “Spanish Is the Loving Tongue,” “Alberta,” “Come All You Fair and Tender Ladies,” “Things About Comin’ My Way,” “Fishing Blues,” “Honey, Just Allow Me One More Chance,” “Bring Me Little Water, Sylvie,” “Lily of the West” traditional, arranged by Bob Dylan; “Little Moses” by A.P. Carter; “Thirsty Boots” by Eric Andersen; “Come a Little Bit Closer” by Tommy Boyce, Bobby Hart, and Wes Farrell; “Yesterday” by John Lennon and Paul McCartney; “I Met Him on a Sunday (Ronde-Ronde)” by Shirley Owens, Beverly Lee, Addie Harris, and Doris Coley; “Da Doo Ron Ron” by Phil Spector, Jeff Barry, and Ellie Greenwich; “Ghost Riders in the Sky” by Stan Jones; “Cupid” by Sam Cooke; “All I Have to Do Is Dream” by Boudleaux Bryant; “Matchbox” and “Your True Love” by Carl Perkins; “Alligator Man” by Jimmy C. Newman and Floyd Chance; “Jamaica Farewell” by Irving Burgie; “Can’t Help Falling in Love” by Hugo Peretti, Luigi Creatore, and George David Weiss; “Long Black Veil” by Marijohn Wilkin and Danny Dill; and “I Forgot to Remember to Forget” by Charlie Feathers and Stan Kesler.

Produced for release by Jeff Rosen and Steve Berkowitz

Sessions originally produced by Bob Johnston