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[コラム] コロナ禍の中で

NO.16編集部コラム


[コラム] コロナ禍の中で

週末、サッカーJリーグでついに観客を入れての試合が行われた。現状は、各スタジアムのキャパシティの半分、もしくは5000人のどちらか少ない方、という制限付きだ。一歩ずつだが、通常モードに戻りつつあるという印象を受ける。しかし、一方で、6月末から7月頭にかけて東京都内で興行された舞台で、キャストやスタッフが相次いで新型コロナウイルスに感染が確認され、クラスターとなっている。映画館や舞台も徐々に通常モードへと向かっている中で、その動きに水を差す形となってしまった。

東京都内での新規感染確認者数は、連日200人を突破しているという状況で、果たしてどこまで緩めていけるのか、コンサート関係者も頭を抱えているだろう。

巷ではしきりに「ニューノーマル」という言葉が叫ばれているが、個人的にこの言葉が好きではない。なぜなら、人類はこれまでも多くの感染症を経験してきたが、それで普段の生活様式が大きくシフトチェンジしたのか、というと変わっていないのではないだろうか。100年前、日本でスペイン風が流行した際、すでに「マスク」が感染拡大防止アイテムとして使われていた。しかし、それが恒常的にマスクを着用する「ニューノーマル」が生まれたかというと、生まれていない。もちろん、今回の新型コロナウイルスは未だに拡大を続けており、ワクチンもなければ、一度感染した人にできる抗体も、ある一定の期間を過ぎると消えてしまう、という報道もある。未知のウイルスを目の前に、警戒し過ぎることは必要だろう。

そして、今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、社会の形を大きく変えるきっかけにもなったことは間違いない。特に、リモートワークであったり、オンライン学習であったり、という部分だ。そしてライブハウスなどが営業できない状況で、ミュージシャン達もこぞってオンラインでライブを届けてくれていた。アウトプットの選択肢が増えたということは、とても良いことだと思う。

しかし、やはり対面であったり、生・・・ライブで何かを直接届ける、受け取るということは人間の文化的活動において必要不可欠だと思っている。

実際、The Streetsのマイク・スキナーはNMEでこう語っている。
「テクノロジーがライブミュージックの体験の一部に入ってきたことは事実だ。でもオーディエンスを変えたとは思っていない。テクノロジーは彼らのコミュニケーションを補助しただけで、もちろんメリットもデメリットもある。でも私はライブストリーミング・ギグには否定的だ。大音量の音楽は、大音量の音楽であり、オーディエンスと一緒に存在する大音量の音楽もやはり代えられないもの。いつかは変わってしまうかもしれないけど、今すぐではないよ。」

https://www.nme.com/news/music/the-streets-mike-skinner-questions-live-streamed-gigs-2705932

残念ながら今年のフジロックは来年に延期となった。また元々サマーソニックの代替イベントとして開催予定のSUPERSONICは、チケットの販売が先週末にスタートしたが、3日通し券は完売が近い、ということで、やはり生、ライブの体験を求める人は多いということだろう。とはいえ、海外アーティストの状況に関しては、まだ不透明な状況が多いようだ。主催するクリエイティブマンの代表、清水直樹氏が、そのあたりを包み隠さずホームページ上でコメントしてくれているので、ぜひご一読願いたい。

https://supersonic2020.com/news/detail/13

(NO.16編集部)

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