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[コラム] カニエ・ウエストはどこにいく?

NO.16編集部コラム


トランプ大統領の再任か、それとも民主党バイデン候補による政権交代か。アメリカでは11月の大統領選挙に向けて、ヒートアップしてきているが、この2人だけが候補ではない。ラッパーのカニエ・ウエストも大統領選挙に出馬する、と明言している。

前回の大統領選挙の際にも 「2020年の選挙に出たい」と言っていたカニエは、その後、2020年ではなく2024年の選挙に出る、と方針を変更していたが、結局、今回の選挙にもアクションを起こしている。それにあたり、「バースデー党」というパーティーを作っている。

そんなカニエだが、果たしてどんなアメリカにしたいのか・・・
残念ながら日本には伝わってきていないが、かなりの金額を今回の選挙につぎ込んでいるようだ。すでに日本円で7億円以上も費やしているという。これはかなり本気、ということなのだろうか。ただ、このお金は州の候補者名簿に載るためのコンサルティング料が大部分を占めているそう。

アメリカでは二大政党による政治体制となっている。もちろん他にも政党はあるのだが、やはりほとんどが赤色か青色の2つに分けられるだろう。そんな中で正統派として孤軍奮闘するのはなかなか難しいのかもしれない。

しかし、マイノリティの意見、というのは時として大きなうねりとなることもある。特にSNS、インターネットの時代となり、そうした意見が埋もれることなく、表に出すことができるようになっている。加えて、もともとラッパーとして格好たる地位を築いている彼だ。もちろん、これまでの行動で、マイナスイメージにつながってしまうような話題も振りまいているのも事実。とはいえ、今回はほとんどカニエ・ウエストの顔は見えてこない選挙だが、彼が今後どれだけ本気で、アメリカを変えていきたい、と思うか。その熱量次第では2024年、何か変化が起きるかもしれない。

(NO.16 編集部)

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