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[コラム] レディー・ガガ、見事な国家斉唱

NO.16編集部コラム


アメリカ合衆国に新しい大統領が誕生した。前任の共和党トランプ氏と激しい大統領選挙を争い、勝利を納めた民主党のジョー・バイデン大統領だ。トランプ前大統領が当選した大統領選挙戦でも、アメリカのアーティストが積極的にメッセージを発信し続けたが、今回の大統領選挙もそうだった。

接戦を制した形だが、多くのアーティストが喜びの声を発していたのは、やはり印象的だ。決して共和党支持のアーティストが悪いイメージ、というわけではないのだが、トランプ前大統領のやり方を見ていると、彼に対してはなかなか好感が持てないのが筆者の正直な感想だ。もちろん、アメリカ国民にとっては生活に直結する大統領選びなので、我々よりも切実な思いで選挙を見守っていただろう。そして「アメリカ」という国のイメージがこの4年で変わってしまったことを憂いている人が多いようにも思う。

そして、現地時間の1月20日は、バイデン 新大統領の就任式が行われた。コロナ禍という状況や、前任の大統領が欠席するという、いろんな意味で今までにない就任式になってしまった。その中で、やはり話題を集めたのはLady Gagaの国歌斉唱だろう。黒と赤のドレスで登場し、バンドの演奏に合わせ、歌声は力強く、その表情は希望と幸せに満ち溢れているように感じた。

アメリカという国は(もしかしたら日本以外は?)、やはりエンターテインメントもしっかりと政治的なステートメントを持っているんだと、つくづく感じさせてくれる。日本ではなぜか、アーティストの政治的な発言を忌避する人たちがいる。政治的な意見は気にせずにアーティストのことを愛したい、という思いもあるのかもしれない。しかし、アーティストもれっきとした国民であり、自分たちの国のことを考えているのだ。大統領就任式が、いい意味でアーティストが入り乱れるお祭りのような演出になるというのは、やはり健全な世界なのではないだろうか。

翻って、自分の国のトップの施政方針演説にどれほどの人が興味を持っているのだろうか。夜のニュースでキャスターが「総理の言葉がどれだけ国民に届いたのでしょうか?」というようなことを言っていたが、分厚い原稿を間違えないように読み上げるのが、果たして演説として心に届くだろうか。「政治に無関心」な国民とも言われてしまうが、国民がもっと政治をチェックすることは本当に必要だろう。そして政治を行う側の人たちにも、いい意味でのエンタメ性と、発信力が求められるのかもしれない。

2021年は長きに渡る地の時代から、風の時代へと移行したのだそうだ。占いはいいことしか信じない性格だが、日本を含めて世界全体がいい方向に向かっていってほしいなと、切実に思う。

(NO.16編集部)

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