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リチャード・カーペンター、ソロ・ピアノ・アルバムから「遙かなる影」の先行配信スタート

RICHARD CARPENTER


(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)

カーペンターズとして、妹のカレンと共に一世を風靡した作曲/編曲/キーボード奏者、リチャード・カーペンター(Richard Carpenter)。累計1億2,000万枚以上のセールスを誇り、「イエスタデイ・ワンス・モア」や「トップ・オブ・ザ・ワールド」、といった永遠の名曲たちで今も多くの人々に感動をもたらしている彼の初となるソロ・ピアノ・アルバム『ピアノ・ソングブック』が10月22日にリリースされるが、その中から先行シングルとして「遙かなる影」の配信がスタート。リチャード本人がこの曲やアレンジについて語っているフィーチャレット映像も公開された。

1970年リリース、カーペンターズ初のNo.1ヒット曲となった「遙かなる影」。オリジナルはスローなシャッフルのリズムに乗るカレンの優しい歌声が印象的なこの曲だが、本作でのアレンジはそれとは変わったものとなっている。公開されたフィーチャレット映像ではリチャード自身がその辺りについても語っている。

また、アルバムのリリースが海外では2022年1月14日に延期となったため、10月22日にリリースされる日本盤が大幅な先行発売となることも決定。さらに一部楽曲では海外盤とテイクが異なる日本盤独自のものが収録されているということもあり、日本のファンにとっては大きなプレゼントとなりそうだ。

カレンの死後、2枚のソロ・アルバムをリリースしているリチャードだが、本作は1998年の『新たなる輝き~イエスタデイ・ワンス・モア』以来、実に23年振りとなる新作。カーペンターズの名曲の数々をリチャード自らのピアノで奏でた、キャリア初となるソロ・ピアノ・アルバムとなる。

リチャードは本作について、「小さい頃から私は音楽を演奏していただけではなく、レコードにも親しんでいました。40年代後半から50年代にかけて、当時の大きなレーベルと言えばコロンビア、ビクター、デッカでした。そして大スターだったビング・クロスビーはデッカにいたのです!そのデッカから今回の企画を聞いたとき、まず頭に浮かんだのは私の父と母のことでした。そしてこの企画は、練習嫌いだった彼らの息子への最高のプレゼントだと思ったのです。カーペンターズの曲をソロ・ピアノで表現するのは難しい挑戦でしたが、ピアノという素晴らしい楽器にも助けられ、皆さんに楽しんでいただける内容になったのではと思っています」と語っている。

■リチャード・カーペンター (Richard Carpenter) プロフィール

1946年10月15日、コネチカット州ニューヘイブンにて生まれる。

若き頃から音楽の才能を開花させ、妹のカレンと組んだカーペンターズでA&Mと契約し、1969年にデビュー・アルバム『オファリング』(後に『涙の乗車券』へ改題)をリリースする。

シングル「遙かなる影」発表後一躍スターダムにのしあがり、不動の人気を獲得した。また、作曲・編曲においても高い評価を得て、グラミー賞の最優秀アレンジメント賞には6度ノミネートされている。

1983年にカレンが死去。1987年には初となるソロ作『タイム』を発表した。その10年後の1998年には2枚目となるソロ作『新たなる輝き~イエスタデイ・ワンス・モア』をリリースしている。

◆ リリース情報

リチャード・カーペンター
『ピアノ・ソングブック』

● リリース日:2021年10月22日 (日本先行発売)
● 品番:UCCM-1266
● 価格:¥2,860(税込)

リチャード・カーペンター、ソロ・ピアノ・アルバムから「遙かなる影」の先行配信スタート

【トラックリスト】

01. メドレー:シング~愛にさよならを~眠れない夜~雨の日と月曜日は
02. 愛は夢の中に
03. ふたりの誓い
04. 遙かなる影
05. イエスタデイ・ワンス・モア
06. 青春の輝き
07. レインボウ・コネクション
08. トップ・オブ・ザ・ワールド
09. 愛のプレリュード