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ポーター・ロビンソン、新曲「ルック・アット・ザ・スカイ」のミュージック・ビデオを公開

PORTER ROBINSON


(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)

ミレニアル世代の天才プロデューサーとして、ここ日本でも根強い人気をもつポーター・ロビンソン(Porter Robinson)が4月23日に発売予定である最新アルバム『ナーチャー』に収録されている新曲「ルック・アット・ザ・スカイ」のミュージック・ビデオを公開した。

icon-youtube-play「ルック・アット・ザ・スカイ」 ミュージック・ビデオ

「ルック・アット・ザ・スカイ」は昨年5月に収益を全てコロナウィルス救済支援に寄付したポーター・ロビンソン主催のオンライン・フェスティバル内で演奏され、ファンの間でも長い間リリースが噂されていた楽曲だ。ダンサブルなエレクトロ・ポップチューンでありながらも、切なさが残る繊細なメロディとピアノの音色が印象的でポーターのボーカリスト、ソングライターとしての実力が存分に発揮されている。この楽曲についてポーターは「希望についての歌なんだ。絶望的な気持ちになることもあるけれど、物事はきっとよくなるという気持ちを持たなければ、状況を変えることはできない。それが希望というもので、養う価値のある感情だと思うんだ。」と語っている。

青い空の下、幽霊のようなキャラクターたちに囲まれながら歌い、演奏するポーターの姿がどこか儚く、印象的なこのビデオは昨年リリースされた「サムシング・コンフォーティング」のビデオと同じくChris Murが監督し、ビリー・アイリッシュやジャスティン・ビーバーの振り付け師Matty Peacockが振りを担当している。

ポーター自身もThe 1975のアート・ワークを手掛けるSamuel Burgess-Johnsonと共にクリエイティブ・ダイレクターとしてこのビデオに関わり「僕たちはこの世界に貢献していて、たとえ死んだ後もそれが残っていくということを表現したかった」「部屋の中で1人きりで音楽を作っていても、本当に1人でやっているわけではないんだ。ピアノもコンピューターもソフトウェアも、メロディやコード、ハーモニー、スケールのアイディアさえも、誰かが発明したものだ。僕たちは常に無限の数の知らない人たちと共同作業をしている。良くも悪くも、僕たちの行動の1つ1つが世界に何かを貢献しているんだ。僕たちがいなくなった時、残したものが、役に立つものであり、美しいものであることを願っている」と語っている。

同時に、音楽制作について悩み、一番落ち込んでいた時にこの曲を書いたと明かしており、「空を見上げて、僕はまだここにいる 来年は息を吹き返すよ 何か素晴らしいものができるはず」の歌詞のように長い葛藤の先に光を見つけたポーターの想いがまっすぐに伝わってくる。

アルバム『ナーチャー』は「ルック・アット・ザ・スカイ」に加えて、昨年リリースされた復帰シングル「ゲット・ユア・ウィッシュ」や「サムシング・コンフォーティング」、「ミラー」を含む全14曲を収録し、2021年4月23日にリリース予定。海外サイトではプレオーダーが始まったが、日本でのプレオーダーは後日発表とのことなので、楽しみに待とう。盟友マデオンとのコラボ曲「シェルター」や自身のプロジェクト<ヴァーチャル・セルフ>で精力的に活動を続けてきたポーターだが、自身の名義でのアルバムとしてはデビュー・アルバム『ワールズ』以来、7年振りのリリースとなる。