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チャールス・ロイド、ニュー・アルバム『トーン・ポエム』をリリース

CHARLES LLOYD


(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)

60年以上もの活動履歴を誇るジャズ・サックスの巨匠、チャールス・ロイド(Charles Lloyd)が、ニュー・アルバム『トーン・ポエム』をジャズの名門レーベル、ブルーノートからリリース。また、チャールス・ロイドから日本のファンへのスペシャル・メッセージも到着した。

チャールス・ロイド、ニュー・アルバム『トーン・ポエム』をリリース
(Photo: Dorothy Darr)

本アルバムはロイドが2015年にブルーノートに復帰してから6作目となり、現在、世界的に人気を博しているブルーノートのデラックス・ヴァイナル・プロジェクト「トーン・ポエット」シリーズの延長戦上に位置づけられる。「トーン・ポエット」はオリジナル・テープを使用してアナログ・レコード盤用にマスタリングされたものをリリースするプロジェクトとして、2019年にブルーノートの80周年を記念してスタートしたもので、当初は1年間で終了する予定だったが、世界的に好評となり、続々と追加タイトルが発表され、今ではブルーノートの一大人気プロジェクトにまで成長した。プロジェクトの要となるサウンドの監修を「トーン・ポエット(トーンの詩人)」との異名を持つジョー・ハーリーが務めていることから、彼への敬意をこめてシリーズ・タイトルとして冠された。

チャールス・ロイドとジョー・ハーリーは古くから親交があり、ハーリーを「トーン・ポエット」と名付けたのもロイドだという。その縁から、本アルバムにはサウンドのスーパーヴァイザーとして同シリーズの総指揮を務めているジョー・ハーリーがクレジットされ、これまで過去の名盤のリイシュー・プロジェクトであった「トーン・ポエット」の初の取り組みとしてロイドの新作をシリーズからリリースすることになった。

ロイドの脇を固めたのは、ザ・マーヴェルスのメンバーである、ビル・フリゼール(g)、グレッグ・レイズ(g)、ルーベン・ロジャース(b)、エリック・ハーランド(ds)。ジャズ、ブルース、アメリカーナ、カントリー、ロックといったジャンルを往来し、スリリングで高揚感のある音楽のハイブリット作に仕上げた。オーネット・コールマンやセロニアス・モンク、レナード・コーエン、ガボール・サボ、ボラ・デ・ニエベなどのカヴァー曲に加え、ロイドの新曲も収録されている。

またリリースを記念してロイド本人から日本の音楽ファンに向けて、次のようにコメントしている。

「日本の皆さん、こんにちは。コロナウイルスの影響でとても大変な1年でしたが、またお会いできることを心待ちにしています。私は過去数十年の間に、神戸、京都、東京などを訪れた思い出がたくさんありますが、まだ見たことのない日本の景色が多く存在しています。また会える日まで、お元気でいてください。」

「様々な問題が取り巻くこの世界の中で、声を上げずに傷ついている人がたくさんいます。そういう人々に音楽を届けたいです。」

◆ 作品情報

チャールス・ロイド
『トーン・ポエム』

● 品番:UCCQ-1133
● 価格:¥2,860 税込 (SHM-CD) 

チャールス・ロイド、ニュー・アルバム『トーン・ポエム』をリリース

<トラックリスト>
01 ピース / Peace
02 ランブリン / Ramblin’
03 アンセム / Anthem
04 ディズマル・スワンプ / Dismal Swamp
05 トーン・ポエム / Tone Poem
06 モンクス・ムード / Monk’s Mood
07 アイ・アモール / Ay Amor (Live)
08 レディ・ガボール / Lady Gabor
09 プレイヤー / Prayer
10 イン・マイ・ルーム / In My Room * ボーナス・トラック