ジャッツェ・プー – Jazze Pha 特集

2016年10月22日

ジャッツェ・プー – Jazze Pha

Jazze Pha（ジャッツェ・プー）ことPhalon Alexanderはアメリカ合衆国、ジョージア州、アトランタ出身のプロデューサー・ラッパーです。
父親は、The Bar-Kaysのベーシスト、 James Alexanderでして、
母親は、Denise Williamsのボーカルです。
ミュージシャンの両親に、テネシー州、メンフィスで育てられました。
Phalon Alexanderの名前は、The Bar-KaysのサックスプレイヤーPhalon Jonesから命名したそうです。

“Ladies and gentlemen” or “This is a Jazze Phizzle production!”と曲の初めに自分の名前を刻みます。

歌手のCiaraが契約している、Sho’nuff Recordsの創設者です。

初めてのプロデューサーとしてのキャリアは、１９９６年の”Sho Nuff” (Tela featuring Eightball & MJG)でして、
Telaと、8Ball & MJGは彼が生まれ育ったメンフィス出身のラッパーになります。

ボーカルとラップを織り交ぜた楽曲が得意でして、ウェストサイドＨＩＰＨＯＰのドラムの乗りに、
ギター、ベースサウンドをリズミカルに乗せていきます。

ドライブミュージックに最適なメロウＨＩＰＨＯＰかと思います。
あまりうるさくなく曲を聞かせられます。

The Notorious B.I.G. Nasty Girl

ノトーリアス・B.I.G.

ノトーリアス・B.I.G.ことクリストファー・ジョージ・レイトア・ウォレスは1972年5月21日生まれ、アメリカ合衆国
ニューヨーク州ニューヨーク市出身のラッパーです。

彼のデモテープをビッグ・ダディ・ケインのDJであるミスター・シーが聴き、
それをヒップホップ雑誌である、The Sourceに紹介し、パフ・ダディーで良く知られる、ショーン・コムズに見いだされ、
メアリー・J・ブライジのリミックス等で客演をし、
Party And Bullshitで１９９３年にデビューしました。

当時、西海岸が主流だったＨＩＰＨＯＰに東海岸の存在感を示したラッパーでした。

途中からブレイクでキックとスネアが重なり、ネリーがラップで登場する辺りが一番かっこよいですね。
この曲は追悼アルバムに収録されているのですが、一番の楽曲です。

トゥイスタ

トゥイスタことカール・テレル・ミッチェルは1973年11月27日生まれ、アメリカ合衆国
イリノイ州シカゴ出身のラッパーです。
一秒間に11.2音節を発声する「世界最速の早口」としてギネス・ワールド・レコーズに認定されるほどの早口ラッパーでして、
非常にテクニカルなラッパーです。

アルバム『Kamikaze』を同じ地元のシカゴ出身のカニエ・ウェストの全面プロデュースで作成し、
ヒットを迎えました。

サウスっぽいスネアの連符ですが、所々ドラムンベースのように倍テンですが、
他のパートはつられないところがにくいですね。

Twista featuring Cee-Lo, Jazze Pha & Big Zak Say Say

Lil Wayne Feat. Jazze Pha Earthquake

リル・ウェイン

リル・ウェインことJr ドウェイン・マイケル・カーター・ジュニアは1982年9月27日生まれ、
ルイジアナ州ニューオーリンズ出身のラッパーです。
11歳の時に、キャッシュマネーレコードのオーナー、バードマンと出会い、
留守電に自分のラップを何度も吹き込み、それがきっかけでキャッシュマネーレコードと契約する。

ヒット作品として、2008年に、シングル「ロリポップ」をリリースし、
Billboard Hot 100で1位を獲得しました。

最近だと、2011年9月の全米ビルボードホット100にて、
自身がクレジットされている楽曲が12曲もランクインすることを成し遂げ、
ソロ・アーティストとしては最多の記録を保持しています。
バンドも含めると、ビートルズが1964年に達成した14曲が一位で、それに続き第2位となっています。

ギターサウンドとボーカルがＧファンクの香りがします。
ウエストサイドの乗りはドライブに映えますね。

Bobby Valentino

デビューのきっかけとしては、もともとキッズR&BグループMISTAに在籍し、
MISTAが1996年に解散したので、アメリカン・アイドルに挑戦したが失敗、
しかしながらデモをリュダクリスが聴き、
設立間もないリュダクリスのレーベル、Disturbing Tha Peaceと契約し、
リュダクリスの“Pimpin’ All Over The World”にフィーチャーされ、
アルバムBobby Valentinoでソロ・デビューしました。

ボコーダーのように聞こえるファルセットのボーカルが電話を模してますが、
耳にこびりつく癖になるサウンドですね。