TRAP特集 メジャーアーティスト編
サウスHIPHOP
TRAPの先駆者とされるアーティストは、2003年以降に活躍したT.I.、ヤング・ジージー、グッチ・メイン等です。
2010年代になっても2チェインズやリック・ロス、ワカ・フロッカ・フレイム等のヒットもあり、
また大物ラッパーがトラップ寄りの曲をリリースし、アメリカ、北米で人気のジャンルです。
トラップが音楽シーンに広められたきっかけは、、
2003年にリリースされたラッパーT.I.のアルバムTrap Muzikのヒットからになります。
T.I.; Rubber Band Man
キング・オブ・ザ・サウス
2003年
キング・オブ・ザ・サウスことTIはアメリカ合衆国ジョージア州アトランタ出身のラッパーです。
デビューは2001年になり、、
ファレル・ウィリアムスには、サウスのジェイ・Zとも呼ばれていました。
倍テンのハイハットに、スネアロールが響いています。
ソロー名テンポですが、所々倍テンをのぞかせますので、
疾走感を持って聞こえます、リフの部分も倍になっていますね。
サウスHIPHOPの延長に聞こえますが、まずはここからご紹介します。
グッチ・メイン
2005年
グッチ・メインは、アメリカ合衆国 アラバマ州, バーミンガム出身のラッパーです。
アトランタに移住後、ラッパーとして14歳からレコーディングをし、 2005年にはファーストアルバムをリリースしています。
この曲は、ヤング・ジージーと利権問題でもめ、トラブルもお越しています。
何気にオートチューンのケロケロボイスから始まる売れ線の曲ですね、
あまり、倍テンは感じさせませんが、所々ハイハットで倍を表現していますね。
Gucci Mane Icy
Waka Flocka Flame Hard in da Paint
2010年代トラップ
2010年
ワカ・フロッカ・フレイムは2009年にデビューした、
ニューヨーク、クィーンズ生まれの、育ちはアトランタのラッパーです。
曲の入りは、TIの時代に近いですが、ウータンクラウンの香りがしますね。
レックス・ルガープロデュースです、トラップ、サウスHIPHOPのプロデューサですね。
この曲はスマッシュヒットし、2010年代トラップの幕開けになりました。
4つ打ち
2012年
前回の特集でも扱いました、カニエウエストです。
今活動中のHIPHOPアーティストでは最も、新しサウンドを取り入れるタイプのプロデューサーです。
もはやサウスの影はひそめ、グライムぽいサウンドに仕上がっています。
後半Dメロから完全に倍テンの4つ打ちになります、
カニエらしい、オリジナリティがある編成になっています。
その後には一切このモチーフは登場しないのが、にくいですね。
Kanye West Mercy (Explicit) ft. Big Sean, Pusha T, 2 Chainz
Kanye West, Jay-Z H*A*M
Live
2011年
ティンバランドのようなサウンドですね、
レックス・ルガー、Mike Dean がプロデューサを務めています。
トラップの大物がプロデュースを務めていますが、オリジナリティがありますね。
さすがJAY-Zが選んだトラックなだけあります。
倍テンバリバリですので、BPMは140近くあります。
EDMより早いですね、この曲が一番かっこよい曲です、ラップもうまいし、いう事なしです。