洋楽情報・来日アーティスト・セレブファッション情報なら ナンバーシックスティーン

Dilemma

Celeb News Feature

至高のアコギ女子!Hailey Knox/ヘイリー・ノックスの魅力


美人でギターも歌も上手い完璧シンガー!Hailey Knox/ヘイリー・ノックスの魅力を語る

次世代の海外アーティストをフィーチャーするこの連載。今回は、アメリカ・ニューヨーク出身のシンガーソングライター、Hailey Knox(ヘイリー・ノックス)の略歴を紹介するとともに、その魅力に迫ります。

1999年生まれ、アメリカ・ニューヨーク出身のヘイリー・ノックス。それにしても美人ですね。この容姿だけで人気な理由がわかります。今時の歌手らしく、彼女もYouTubeやYouNowなどのSNSにカバー曲を投稿して人気を得てきた次世代のスターです。

2歳の時から歌を歌い始めていたというヘイリー。音楽好きの父の影響で幼少期よりアコースティックギターに親しみ、10歳になる前からお姉さんとデュオを組み人前でパフォーマンスをしていたそうな。ちなみに、最初にギターで弾けるようになった曲はビートルズの「Blackbird」だそう。音楽偏差値高いですね。

実戦を通して弾き語りの腕を上げていく中で、2014年、15歳の時に最初のカバー動画 A Great Big World and Christina Aguilera の「Say Something」を投稿します。動画投稿はお母さんの提案で、ヘイリー自身はSNS活動に興味がなかったようですが、次第にファンが増えていき、YouTubeでの演奏披露に傾倒していったそうです。

インターネットでの活動を通して、一般のファンはもちろん音楽業界人にも注目されていったヘイリー・ノックス。人気歌手のミーガン・トレイナーがヘイリーの動画をTwitterでシェアするなど、インターネットスターとして確実に階段を上がっていきます。

2015年にはニューヨークのレコード会社 S-Curve Recordsと契約するにいたり、2016年夏にはデビューEP「A Little Awkward」(直訳:少し不器用な)をリリースし、今に至ります。動画投稿から一年ちょっとでレコード会社と契約とは…すごいですね。

新譜「Awkward」の和訳とともに見るヘイリー・ノックスの世界観

子どもの頃から音楽活動をしてきた経験に裏付けされた、確かな歌唱力・アコギの弾き語りのうまさを誇るヘイリー・ノックス。彼女の真価を新譜「Awkward」で見ることができます。

アルバム「A Little Awkward」と同じタイトルをもつ同曲。ヘイリー自身によるアコギとエレキギターが全体的に心地よく響き、最低限のドラムス・パーカッションと音色で構成されている耳心地のいい爽やかな曲ですね。

「Awkward」とは「不器用な」という意味ですが、歌詞では母子の不器用な関係を茶目っ気たっぷりに歌っていると読み取れます。ストーカーはやめて、とか、私を窒息させないで、とか物騒な言葉が続くと思ったら、サビにきて「あなたの娘じゃないフリをしよう」と、お母さん=ストーカーと見なして語っていることがわかり一本取られたという感じです。

2番もお母さんへの強烈な反抗心が伺えますが、ブリッジでは、お互いが「少し不器用」であることを自覚し、母の愛を理解していながら素直になれない心情を吐露している10代後半の女の子らしい可愛い一曲になっています。若者だけでなく親世代にもウケそうな曲です。

お聞きの通り、全体的に韻の踏みが多い粋な言葉遊びが多く、シンガーやギタリストとしてだけでなく、ソングライターとしての才能も光るものを感じさせるヘイリー。美人で歌上手くてギター上手くて良い曲も書けて…何より若い。次世代のスター臭が半端ありません。