ナイル・ロジャース特集
ナイル・ロジャーズこと、ナイルグレゴリーロジャース、ジュニアは1952年9月19日生まれ、64歳
アメリカ合衆国・ニューヨーク出身のプロデューサー、ソングライター、ギタリストです。
いわゆるディスコカッティングのキャリアスタートですが、
ポップな曲にダンサブルナ要素をミックスすることで、80年代を席巻しました。
2010年代になってリバイバルで復帰しており、ギタリストとしての客演が増えています。
タイトでグルーブのあるカッティングとベーシストである、
バーナードエドワーズの組み合わせは、それだけで十分な響きを持つ音楽を作ることができます。
ご両親は、ビート・ジェネレーションと呼ばれる文化に傾倒している、
ビートニク(Beatnik)でして、ニューヨークで生まれた若者向けの文化になります。
キリスト的な恋愛観ではなく、自由な性的開放も含まれていました。
のちのヒッピー文化に大きな影響を与えています。
初めのキャリアは、ニューヨークでセッションギタリストとして行動を開始し、
ハーレムのアポロシアターにて、ハウスバンドを務めていました。
ブラックパンサー党にも入会しており、HIPHOP文化の親の世代の文化と同じ時代を送っていました。
初めのバンドはジャクソン5の前座を務めたこともありましたが、
ヒットに恵まれず解散し、その後に結成したザ・ボーイズと呼ばれるファンク・ロック・バンドもデモに興味は示されても、
黒人ならではの理由でなかなか契約が進みませんでした。
1977年にバンド名はシックに改名しましたが、
ロキシーミュージックのライブを見た影響だそうです。
それではシックから曲を送ります。
シック
Chic Good Times
Chicは1976年、
ギタリストNile RodgersとベーシストBernard Edwardsを中心に結成されたバンドです。
バンドの遍歴は、The Boys→The Big Apple Band→Chicとなっておりまして、
Rock and Roll Hall of Fameに 11回ノミネートされています。
代表曲は、Everybody Dance、Le Freak、Le Freak、My Forbidden Loverになります。
この曲はHIPHOPで数多くサンプリングされており、
またバトルDJの定番ネタにもなっています。
デヴィッドボウイ
David Bowie Modern Love
デヴィッドボウイことデビッドロバートジョーンズは
イギリス・ロンドン・ブリクストン出身のシンガーソングライターです。
時代の遍歴とともに、スタイルを変えていくミュージシャンでして、
グラムロックを代表するアーティストです。
この曲が収録されている、Let’s Danceはアメリカとイギリスでプラチナセールスを記録しています。
デヴィッドボウイのベストセラーアルバムであり、このアルバムでは楽器を演奏せずに、
歌手に徹したそうです。
様々な評価がありますが、リリカルな歌詞にダンサブルナビート、
完成度が高い楽曲になります。
マドンナ
Madonna Material Girl
1998年、マドンナことマドンナ・ルイーズ・ヴェロニカ・チッコーネは、
1958年8月16日生まれ、58歳のアメリカ合衆国ミシガン州・ベイシティ出身の歌手です。
作詞作曲はPeter BrownとRobert Ransでして、Nile Rodgersはトラックを担当しています。
ピーター・ブラウンは1953年7月11日生まれ、64歳
シカゴ郊外のパロスハイツで育った、歌手、ソングライター、レコードプロデューサーになります。
”Do Ya Wanna Get With Funky With Me”等も手掛けており、
シンセサイザーを多用した、ダンサブルナディスコサウンドを聞かせてくれます。
ダフト・パンク
Daft Punk Get Lucky
ダフト・パンクはトーマ・バンガルテル、ギ=マニュエル・ド・オメン=クリストの両名で結成されている、
フランスのハウスユニットです。
この曲は第56回グラミー賞にて、アルバム含め5部門を受賞しています。
1994年から活動を開始しており、ニューウェイブに載せる切ないハウスで定評があります。
バンド名の由来はメロディ・メーカーという雑誌にて、”ダフト(愚かな)パンク”と酷評され、
本人らが気に入りそのまま頂戴したそうです。
キース・アーバン
Keith Urban Sun Don’t Let Me Down
キース・アーバンことキース・ライオネル・アーバンは1967年10月26日生まれ、49歳
ニュージーランド生まれのオーストラリアで育ったカントリー歌手です。
10代のころからカントリーフェスに出場しており、
これまでにアルバム”Defying Gravity”、”Fuse”にて全米一位を取得し、
シングルでは、
But for the Grace of God、Somebody Like You、Who Wouldn’t Wanna Be Me、You’ll Think of Me、Days Go By
Making Memories of Us、Better Life、You Look Good in My Shirt、Start a Band
、Sweet Thing、Only You Can Love Me This Way、Without You、Long Hot Summer、You Gonna Fly、Little Bit of Everything
We Were Us、Somewhere in My Car、Raise ‘Em Up、Break on Me、Wasted Time
と数多くの一位を獲得しています。
グラミー賞も受賞しており、
前座でティラースィフトが出たこともある、大物カントリー歌手です。
この曲では、ナイルロジャースと、ピットブルをフューチャリングしており、
カントリー歌手らしからぬ、ダンサブルナ組み合わせになっています。