スピーディ&メロディアスな楽曲に定評がある超絶メタル・アクト、ドラゴンフォース(DragonForce)。そのドラゴンフォースが、リリースしたばかりの最新アルバム『リーチング・イントゥ・インフィニティ』を携えて来日、
ジャパン・ツアー最終日となる6月16日に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEで単独公演を行った。
(情報提供:WARNER MUSIC JAPAN)
世界中で高評価を得ているアルバムのツアーということで、本公演は早々にソールドアウト。ライブ開始となる19時を回り、大歓声の中5人が登場すると、最新アルバムからオープニングを飾る「リーチング・イントゥ・インフィニティ」〜「アッシィズ・オブ・ザ・ドーン」でスタート。序盤からハーマン・リとサム・トットマンによるギター組がステージを縦横無尽に走り回り、ベースのフレデリック・レクレルクとドラムのジー・アンザローネもアグレッシブなプレイでサウンドを支え、マーク・ハドソンが伸びやかなハイトーン・ボイスで会場を沸かす。マークは「コンバンハー!トーキョー!」、「元気デスカ?ヨッシャー!!」と日本語も使い、ファンの心を掴んでいく。
マイク・スタンドのドリンクホルダーには缶ビールがセットされ、マークは時折ウィスキーを飲みながら、新作を中心にこれまでにリリースしてきた7枚のアルバムから披露。ライブ中盤ではベーシストのフレデリックによるギターのソロのコーナーも。YMOの名曲「ライディーン」、そしてゲーム「スーパーマリオUSA」のBGMを弾くと会場から大きな声援が上がる。
サムは、テレビ番組で人気を集める「桐谷さん」のTシャツを着用。このTシャツに漢字で書かれた「優待生活!」というワードでコール&レスポンスを行い、本編ラストの「クライ・サンダー」は大合唱が起こる。
アンコールでは最新アルバム『リーチング・イントゥ・インフィニティ』の日本盤ボーナストラックに収録されたZIGGYの名曲「GLORIA」のカヴァーをプレイ。そしてラストはハーマンとサムによる超絶ギター・ソロでおなじみの「スルー・ザ・ファイヤー・アンド・フレイムス」で幕を閉じた。
セットリスト
- Ashes Of The Dawn
- Seasons
- Judgement Day
- Heroes Of Our Time
- Curse Of Darkness
- Three Hammers
- Fury Of The Storm
- Heart of a Dragon
- The Edge Of The World
- Cry Thunder
- GLORIA
- Through the Fire And Flames