ストーンヘンジで有名なイギリスの田舎町ウィルトシャーに生まれたガブリエル・アプリン(Gabrielle Aplin)。およそ3年ぶりとなる来日公演が、7月15日にbillboard Live Tokyoで行われた。
(情報提供:WARNER MUSIC JAPAN)
会場が開演時間通りに暗転すると、拍手の中ピンクのスーツに身を包んだガブリエルが登場。観客の手拍子に包まれながら「Sweet Nothing」を披露すると、「コンニチハ、アリガトウゴザイマス!」と流暢な日本語で挨拶。日本に戻って来れて嬉しいです、と話す。続いて6月28日にリリースされたばかりの最新EPから「Night Bus」、そして「Please Don’t Say You Love Me」。前回、2014年のbillboard LIVEで来日した時に友達に教えてもらったという日本語の歌詞を折り込む、ファンにはたまらないサプライズも。続いてはガブリエル1人のソロで2ndアルバムから「Coming Home」、「How Do You Feel Today」。
「昨日教えてもらった日本語を忘れちゃったの」とおどけてみせるガブリエルは、パフォーマンスとは打って変わって24歳という年齢を思い出させるキュートなMCに観客も思わず笑顔がこぼれる。「Panic Chord」のあとはキーボードに移動し、曲調はガラッと変わって1stアルバムから「Salvation」、そして「Power Of Love」を歌い上げる。美しくも力強い歌声に会場も耳を傾けた。
続いてバンドメンバーの紹介をすると、アップテンポなロックンロールナンバー「Light Up The Dark」、同じく2ndアルバムから「Heavy Heart」を披露。客席からの声援や質問に丁寧に応じる無邪気な人柄も、ファンを魅了しているのだろう。本編最後の曲「Fools Love」を終えると、「アリガトウゴザイマス、とってもとってもありがとう!」と感謝を述べてステージから降りていった。
客席からの鳴り止まない拍手からアンコールに突入。1人でステージに戻ってきたガブリエルは「ずっと日本に戻ってきたかったの、観に来てくれてありがとう。全曲日本語で歌えるように練習するね」と話し、ソロで披露するのはこの日本公演が初めてだという「Shallow Love」、そしてスポットライトを浴びながらの「Home」で会場の感動はピークに。最後に最新EPの表題曲である「Miss You」で締めくくり、「とってもありがとう!最高のオーディエンスでした!」と客席に改めて感謝を述べて閉幕となった。