この4月に85歳となるアメリカ・テキサス州出身のシンガー・ソングライターでギタリスト、俳優業もこなすウィリー・ネルソン(Willie Nelson)。SMSを介して生まれた書き下ろしの新曲11曲を収録した新作スタジオ・アルバム『ラスト・マン・スタンディング』を5月にリリースする。
(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
(Photo : James Minchin)
アメリカ音楽界のレジェンドであるウィリー・ネルソンは、共作者とSMSを介して歌詞とメロディーのやり取りを行いながら新曲を制作。そして完成したスタジオ・アルバムを5月23日に日本盤CDをリリース予定。尚、輸入盤CD及び配信は4月27日リリースとなる。
ウィリーの85才の誕生日(4月29日)を祝してのリリースとなる『ラスト・マン・スタンディング』からのリード・シングルはアルバムのタイトル・トラック「ラスト・マン・スタンディング」。すでにそのミュージック・ビデオも公開されている。
Willie Nelson – Last Man Standing
『ラスト・マン・スタンディング』は全曲ウィリー・ネルソンが長年に渡る共作者/プロデューサーのバディー・キャノンと共に書き下ろした新曲で構成されている。ネルソンとキャノンの共作曲が7曲収録された前作『なんてこったい!』はカントリー・チャートで見事初登場1位に輝いている。ウィリーとバディーは2008年からの付き合いであり、キャノンは12作以上ものウィリーのアルバムをプロデュースしている。二人はまず携帯のSMSを介して歌詞とメロディーのやり取りを行うという、少し変わった手法で曲作りを進める。『ラスト・マン・スタンディング』では、このネルソンとキャノンの独特な手法によって11曲の新曲が生まれた。「ウィリーはジャズ・シンガーであり、ジャズ奏者だ。彼は即興で演奏するミュージシャンなんだ。だから毎回違ったものが出てくる。そこからいいものを録って採用すればいいのさ」とキャノンは言う。『ラスト・マン・スタンディング』でネルソンは自身の名作揃いのディスコグラフィーにさらに11曲の至極の新曲を加えることになる。
彼にとってこれまでで最も私的で内省的な作品となった『ラスト・マン・スタンディング』は、非常に思慮深い「Something You Get Through」から、陽気で遊び心のある「Me and You」や「Ready to Roar」に至るまで、ウィリーの関心事の喜怒哀楽の幅広さを示している。
“時の儚さ”を受け入れながらもこの世界がもたらす喜びや美しさや驚きに感動する、というこの『ラスト・マン・スタンディング』で、ウィリー・ネルソンは創造性の絶頂を極めている。長年のツアー活動で培ったベテランならではの機知に富んだ知力と見識が曲作り、歌、演奏の随所ににじみ出ている。
◆ リリース情報
ウィリー・ネルソン
『ラスト・マン・スタンディング』
2018年5月23日発売予定●解説・歌詞・対訳付●定価:¥2400+税
【収録曲】
1. Last Man Standing
2. Don’t Tell Noah
3. Bad Breath
4. Me And You
5. Something You Get Through
6. Ready To Roar
7. Heaven Is Closed
8. I Ain’t Got Nothin’
9. She Made My Day
10. I’ll Try To Do Better Next Time
11. Very Far To Crawl