2011年、iPod Touch TV CM使用曲「TONGUE TIED(タン・タイド)」で大ブレイク、色鮮やかなメロディで心に刻む、LA出身の米英男女混合5人組バンド、グループラヴ(Grouplove)が、3年ぶりのニュー・シングル「ディリーター」を発表した。同曲は1月8日より配信スタートとなっており、エネルギッシュで定型にとらわれない自由なミュージック・ビデオも公開された。
(情報提供: WARNER MUSIC JAPAN)
Deleter [Official Music Video]
絢爛たるキーボード、煌びやかなギターライン、そして軽快なドラムが冴える極めて高水準な仕上がりとなった今作「ディリーター」。
大人気プロデューサーのデイヴ・シーテックがプロデュースを務め、今年リリース予定となる3年ぶり待望のニュー・アルバムの先行シングルとなる同曲は、パーソナルでパワフルで政治的なメッセージも含んでいる。同曲で、ヴォーカルのクリスチャン・ズッコーニは、宗教の信仰、共同体に対する自分の所属感、自分の精神など、身の回りの全てのものに疑問点を問いただす。
同曲のミュージック・ビデオは、楽曲に負けないくらいこれまた派手でアヴァンギャルドな映像に仕上がっている。カラフルな映像美を誇るこのビデオは、俳優としても活躍するジョナ・ヒルの監督デビュー作『ミッド・ナインティ-ズ』の撮影監督を務めたクリストファー・ブローヴェルトが監督を務めている。
ヴォーカル兼キーボードのハンナ・フーパーと、彼女の夫でありヴォーカル兼ギターリストのクリスチャン・ズッコーニがフロントを務めるグループラヴは2010年にデビューを果たし、早速その年最も注目すべきバンドとして一躍大好評を博した。2011年には、RIAAゴールド認定アルバム『ネヴァー・トラスト・ア・ハッピー・ソング』をリリースし、「カラーズ」、「タン・タイド」など、数々の収録曲を大ブレイクさせた。中でも、アップルのiPod TouchのCMに起用され、FOXの人気TVシリーズ『グリー』など、様々な所にフィーチャーされた「タン・タイド」は、RIAAプラチナ獲得のみならず、全米チャートのオルタナ・チャートの1位まで堂々と勝ち取った。
2013年にリリースされた『センディング・ルマーズ』は全英チャートのトップ・オルタナ・アルバム・チャートで初登場トップ5以内にランクイン。同アルバムは、世界中の評論家達から拍手喝采を浴び、アメリカの人気音楽雑誌『アメリカン・ソングライター』により、「千変万化に変化するサイケデリック万華鏡ポップ・サウンドを披露する作品」と大絶賛を受けた。
2016年に『ビッグ・メス』がリリースされると、米ローリングストーン誌は「正に完璧な、ビッグながらラジオ向けなロックソングを生み出したバンド…ハンナ・フーパーの羽毛のように柔らかで浮遊感のある歌声とズッコーニの重みのある歌詞が絶妙なハーモニーを奏でる作品」と同アルバムへの賞賛を惜しまなかった。『ビッグ・メス』に関して「ローリング·ストーンは”大きくてラジオにやさしいロック・ソングを完成させたバンド”と称した。
現在までに数々のヘッドライン舞台を飾り、コーチェラ・、ロラパルーザ、グラストンベリー、ボナルーなど数えきれないほど多くのフェスティバルに出演してきた、グループラヴ。彼の今後の更なる飛躍から目が離せない。