米・MTVやTeen Vogueらが「新星ポップ・プリンス」と評する現在21歳の米出身シンガー・ソングライター、コナン・グレイ（Conan Gray）。彼が2020年1月10日に新曲「The Story」を解禁、さらに3月20日にデビュー・アルバム『Kid Krow』がリリースされることを発表した。
（情報提供： UNIVERSAL MUSIC JAPAN）
「The Story」は、コナンが出してきた曲の中で最も率直で、胸中を打ち明けたような楽曲。ギター1本で歌い上げているこの曲は、田舎で隔離されたような生活を送ったり、イジメを受けたりした実体験に基づくトラウマや悲しい思い出について歌っている。
デビュー・アルバム『Kid Krow』については、“僕が世界をどう見つめているかを表現したんだ。過去数年間のツアー生活で出会った人々や身近な友達についてはよく音楽で表してきたんだけど、この作品は僕そのもの。自分がイケてないのは自覚しているけれど、このアルバムは自分がはみ出し者だと受け入れ、誰か他の人になんかなろうとしなくていい、という思いを込めているんだ。ありのままの自分を受け入れて、そんな自分を堂々と愛そうという思いをこの作品を通して広めたいんだ”と語っている。
コナンは、アルバムを出す前から米・ビルボードのHeatseekersチャート（別名: “期待の新人チャート”）にて2位を獲得し、パニック・アット・ザ・ディスコの全米ツアーの前座を務め、大規模な北米ツアーを敢行して全公演が完売に。他にも過去にビリー・アイリッシュなどが選ばれた新人アーティストの登竜門Vevo DSCVRの「Artists to Watch 2020」や英・音楽専門誌NMEが選出する新人リスト「NME 100」などのブレイクが期待される新人向けリストに絶えずランクインを果たしている。また、4月に行われる米・最大規模の音楽フェスティバル、コーチェラ2020への出演も既に決定しており、米音楽業界がその新人としての素質に一目を置いていることが容易に伺える。
また、アイルランド人の父親と日本人の母親を持つコナンは、幼少期には日本の広島県で家族全員と住んでいた時期もあり、コナンが今一番ライヴをするのを楽しみにしている国は日本だという。