今月末に行われる第62回グラミー賞に「最優秀ロック・ソング」部門で楽曲がノミネートされている英・4人組バンドThe 1975が、ニュー・シングル「Me And You Together Song」をリリースした。
(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
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昨年8月に、ニュー・アルバム『Notes On A Conditional Form』を今年2月21日発売予定と発表した彼らだが、今週、アルバム発売日は4月24日になると2ヶ月の延期を発表。全22曲入りのニュー・アルバムからは既に3曲のシングルが先行リリースされていたが、4曲目となるシングルを解禁した。
先行リリースされていた3曲は、それぞれタイプが異なる楽曲だった。
まず1曲目は、アルバム1曲目収録の「The 1975」というバンド名そのままのトラック。この曲は、“曲”と思いきや、スウェーデンの17歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリによるスピーチをそのまま収録したトラックだったことが大きな話題となった。そして2曲目の先行シングル「People」は、「人間は人間が好き 求めているのは生きてる人間 若者が世間を驚かせるのさ ガキをナメるな!」という激しい歌詞とまるでマリリン・マンソンのようなミュージック・ビデオでのヴィジュアルが話題になり、3曲目の「Frail State Of Mind」は「こんな弱い心の持ち主の僕でごめんね」という繊細な歌詞が特徴な、久しぶりの“いわゆるThe 1975らしい曲”だった。
そして今回リリースされた「Me And You Together Song」は、「ずっと君に恋をしている 僕たち2人の間に子供が生まれた夢を見た – 君が料理して、僕がオムツを替える 一緒に移動式遊園地にも遊びに行った くだらなかったけど、僕らは幸せだった」という、ストレートすぎる歌詞のラヴ・ソングとなっている。驚くべきはそのスウィートな歌詞だけではない。The 1975史上初めてバンド本人がシングルのジャケット写真に登場していることも大きな話題となっている。