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ハウザー、モリコーネに捧げる演奏映像を公開

HAUSER


(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)

チェリストのハウザー(Hauser)が、7月に逝去した映画音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネ(1928-2020)に捧げる約24分のパフォーマンス映像を公開した。

これまで2CELLOSのライヴやレコーディングでもモリコーネ作品を取り上げており、ハウザーはモリコーネの大ファンであることを公言している。今年7月6日に亡くなった巨匠が91年の生涯で書き綴った400本を超す映画音楽の中から選りすぐった「ニュー・シネマ・パラダイス」「ガブリエルのオーボエ」他全8曲を雄大な祖国の自然の中での演奏している。

「マエストロ・モリコーネの訃報という悲しい知らせを聞いた時、僕は彼の人生と作品に敬意を表してレコーディングしなければならないと思ったんだ。モリコーネ作品に感じられる情熱、美しさ、そしてドラマに、自分はどの作曲家よりも強い影響を受けている。ブラボー・マエストロ・モリコーネ。あなたの伝説はあなたの音楽の中で永遠に生き続けるんだ」とハウザーはコメントする。映像はそれぞれの曲のイメージにあわせ、クロアチアの山や海辺、森の中で撮影されている。

ハウザーはクロアチアのプーラに生まれ育った。偶然耳にしたチェロの音色に心動かされた少年ハウザーは、どうしてもチェロを弾きたくて周囲にあった紙や段ボールで自前の“チェロ”を工作、演奏する真似をしていたという。このエピソードは2011年、2CELLOSとして世界に名乗りをあげた鮮やかなサクセス・ストーリーの始まりだった。その頃の夢を今も変わらず胸に持ち続け、前に進み続けるハウザーが万感の想いをこめて奏でるモリコーネ・トリビュート。この演奏は『ハウザー・プレイズ・モリコーネ』と題され、オーディオと映像ともにデジタルEPとしてリリース中。共演はロバート・ジーグラー指揮プラハ交響楽団。

◆ デジタルEPアルバム情報

リンク:https://SonyMusicJapan.lnk.to/HauserPlaysMorricone

オーディオ「ハウザー・プレイズ・モリコーネ HAUSER Plays Morricone」
映像 「ハウザー・プレイズ・モリコーネ HAUSER Plays Morricone – Visual Album」

<トラック・リスト>

① ガブリエルのオーボエ(「ミッション」より)/ Gabriel’s Oboe
② ウエスタン / Once Upon A Time In The West
③ 愛を奏でて(「海の上のピアニスト」より)/ Playing Love
④ レディ・カリフ (ラ・カリッファ)/ La Califfa
⑤ ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ / Once Upon A Time In America
⑥ マレーナ / Malèna
⑦ ニュー・シネマ・パラダイス/ Cinema Paradiso
⑧ 黄金のエクスタシー(「続・夕陽のガンマン」より/ The Ecstasy of Gold)