(情報提供: WARNER MUSIC JAPAN)
常に時代の先端を開拓し続けた伝説、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)。1990年代のボウイのパフォーマンスの模様を収録した6枚の作品からなるライヴ・アルバム・シリーズ『ブリリアント・ライヴ・アドヴェンチャーズ』の第三弾作品となるアルバムの詳細が明らかとなった。
第三弾作品として今回登場するのは、90年代後半にボウイが立ち上げたインターネット・プロバイダ兼ファン・サイト、BowieNetの会員向けのみに数量限定で2000年に発売されていた『LIVEANDWELL.COM』というライヴ作品。来年2021年1月15日に発売となるアルバムには、当時の音源10曲に加え、「パラス・アテナ」と「V-2 シュナイダー」という2曲のボーナス・トラックが追加収録されている。今回も完全限定生産での発売となる。
『LIVEANDWELL.COM』は、1997年のアースリング・ツアーの中から、ニューヨーク公演やアムステルダム公演、リオ・デ・ジャネイロ公演の模様を収録したライヴ・アルバムだ。もともとBowieNetを通じてのみ限定で発表されていたレアなライヴ音源10曲に加え、ザ・タオ・ジョーンズ・インデックス名義で1997年にボウイが12”シングルとして発表していた2曲の音源を含む、全12曲を収録している。なお、このザ・タオ・ジョーンズ・インデックスは、ボウイがフェスティヴァルのダンス・テントなどでサプライズ・アクトとして出演していた時に好んで使っていたバンド名だ。
また、今回発売となる限定盤CDとアナログには、新たなアートワークが採用されている。この新装ジャケットに使われている写真は、1997年6月のロンドン公演時のリハーサル中のボウイの姿を捉えた、スカーレット・ペイジ撮影によるものだ。
『LIVEANDWELL.COM』はデヴィッド・ボウイとリーヴス・ガブレルス、そしてマーク・プラティがプロデュースを担当し、ニューヨークにあるLooking Glass Studiosにてマーク・プラティがミックスを行った作品だ。このライヴ音源に参加しているミュージシャンは、ヴォーカルとギター、サックスを担当するデヴィッド・ボウイを筆頭に、ドラマーのザッカリー・アルフォード、ベーシスト兼ヴォーカルのゲイル・アン・ドーシー、ギタリスト兼シンセ&ヴォーカル担当のリーヴス・ガブレルス、そしてピアノ/キーボード奏者のマイク・ガーソンの5人。
◆ リリース情報
デヴィッド・ボウイ
『LIVEANDWELL.COM』
● デヴィッド・ボウイ・オフィシャル・ストア並びにワーナーミュージック・ダイレクト限定
● 2021年1月15日発売
※CD、2LPともに限定生産商品のため、在庫が終了し次第販売終了となります。
【トラックリスト】
01. I’m Afraid Of Americans / アイム・アフレイド・オブ・アメリカンズ
02. The Hearts Filthy Lesson / ハーツ・フィルシー・レッスン
03. I’m Deranged / アイム・ディレンジュド
04. Hallo Spaceboy / ハロー・スペースボーイ
05. Telling Lies / テリング・ライズ
06. The Motel / ザ・モーテル
07. The Voyeur Of Utter Destruction (As Beauty) / 性倒錯者の完全なる破滅(美しき者の死)
08. Battle for Britain (The Letter) / バトル・フォー・ブリティン(ザ・レター)
09. Seven Years In Tibet / セヴン・イヤーズ・イン・チベット
10. Little Wonder / リトル・ワンダー
11. Pallas Athena / パラス・アテナ
12. V-2 Schneider / V-2シュナイダー
Track 1, 8, 9 & 10: Recorded live at Radio City Music Hall New York, 15th October, 1997
Track 2: Venue unknown, 1997
Track 3, 5, 6, 11 & 12: Recorded live at Amsterdam, Paradiso, 10th June, 1997
Track 4 & 7: Recorded live at Rio de Janeiro, Metropolitan, 2nd November, 1997