(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
2019年、史上最大のヴァイラル・ヒット曲「オールド・タウン・ロード (リミックス) feat. ビリー・レイ・サイラス」で史上最長となる全米シングル・チャート19週連続1位を獲得したアトランタ出身のラッパー=リル・ナズ・X(Lil Nas X)が、約2年ぶりとなる待望のニュー・シングル「ホリデー」をリリースした。同時にミュージック・ビデオも公開され、サンタに変身し未来にタイムスリップしたリル・ナズ・Xがサンタだけでなく、お手伝いのエルフ、おもちゃにのっている小人など、様々な役を一人でこなしている。
リル・ナズ・X 「ホリデー」 ミュージック・ビデオ
「ホリデー」のティザー映像では、「オールド・タウン・ロード」のミュージック・ビデオで2019年にタイムスリップしていたリル・ナズ・Xが、西部開拓時代に戻ってきたところから始まる。酔いつぶれてバーから追い出されたサンタクロースの衣装を拾い、「サンタ・ナズ・X」に変身し再びタイムスリップ。その状況を目撃した『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主演俳優=マイケル・J・フォックスが、同映画のマーティ・マクフライ役として登場し、「ナズ、何があっても、2020年には行くなよ」と一言警告を残している。この警告通り2020年を避けることができたのか、リル・ナズ・Xは2220年12月24日の午後6時26分の北極にタイムスリップしており、世界中の子供たちに届けるプレゼントを大量に準備し、ソリに乗って飛び出して行くのだ。監督は、故コビー・ブライアンの追悼映像や2020MTV VMAのオープニング映像を手掛けている弱冠23歳の敏腕クリエイター=ギブソン・ハザード。期待の若手同士が手を組み、斬新なホリデームードを醸し出している。
リル・ナズ・X 「ホリデー」 ティザー映像
弱冠21歳の大型新人であるリル・ナズ・Xは、2019年、自身のSNSで発表した”カントリー”と”ラップ”を融合させた「オールド・タウン・ロード」が、TikTokでカウボーイの恰好をする「Yeehaw Challenge」として大流行したことから名が知られるように。その後、マイリー・サイラスの父でカントリー・シンガーのビリー・レイ・サイラスが参加し、「オールド・タウン・ロード(リミックス) feat. ビリー・レイ・サイラス」という形で”カントリー“×”ラップ“界の夢のコラボが実現した。同曲はリリースと同時に大きな話題を呼び、ドレイクが保持していた週間最高ストリーミング再生数を塗り替え、1週間に1億4300万回再生という記録を更新。全米シングル・チャートでも1位を記録すると、その後も首位を独走し続け、マライア・キャリー&ボーイズIIメンの「ワン・スウィート・デイ」(1995年) と、ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキーの「デスパシートfeat.ジャスティン・ビーバー」(2017年)の16週連続記録を抜いて、19週連続1位という新記録を打ち立てた。2020年1月に開催された第62回グラミー賞では「最優秀ミュージック・ビデオ賞」「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」で2冠を達成するだけでなく、同曲をコラボレーターのビリー・レイ・サイラス、ディプロ、BTS、メイソン・ラムジーと共に披露し、新人ながら大きな爪痕を残した。
リル・ナズ・X「オールド・タウン・ロード(リミックス) feat. ビリー・レイ・サイラス」
◆ シングル情報
Lil Nas X | リル・ナズ・X
Holiday | ホリデー