(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
ディジー・ミズ・リジー(Dizzy Mizz Lizzy)が先月リリースした4年ぶり通算4作目のオリジナル・アルバム『Alter Echo』(オルター・エコー)より、シングル「In The Blood」(イン・ザ・ブラッド)のミュージック・ビデオを公開した。ビデオ・ディレクターは『オルター・エコー』のアートワークも手掛けたデンマークのクリエイティヴ・ディレクター、Paul Wilson(ポール・ウィルソン)。
「In The Blood」 ミュージック・ビデオ
「イン・ザ・ブラッド」はバンド史上最もヘヴィなファースト・シングル「カリフォルニア・レイン」に続き、ニュー・アルバムのセカンド・テイストを味わわせてくれるダークな路線を探り、リスナーにはある種の忍耐を求めるとともに、2020年の彼らに内在するストーリーを囁いている。過去の曲と比べても確固たる重みと強硬さがあり、それでいてあの紛れもないギター・リフがある。さらに、このシングルは5分以上に及び、昨今のシングル曲の中で独特な存在感を放っている。サビの“If it feels like something comes from nothing now, it’s in the blood”(どこからともなく現れたような気がするのなら、そいつは命の中に入り込んでいるんだ)のフレーズがこの曲のテーマであり、それは自分の中に自然に流れているものを守るということである。フロントマンで全楽曲のソングライティングを手掛けるティム・クリステンセンは以下のように語る。
「自分が何者であるか、何を体現しているかが分かっている境地にいることについての曲なんだ。長年の間にひとつのアイデンティティを形成したことについて。僕たちはこのバンドにそんな感情を持っているんだ。僕たちは大人になって、より共鳴しあっている。それが、自分たちの中に流れているものを追求する自由を与えてくれるんだ」
「今の僕たちが書く曲は大抵長めなんだ。忍耐の欠如へのささやかな革命だね。俺たちはどうしてそんなにストレスを抱えているのか?見逃すことを恐れるあまり、俺たちは本当にたくさんのことを見逃してしまっている。同じ感情をもう少し維持すれば、何が起こるか様子を見ようとすることができるんだ」
アルバム「Alter Echo」は母国デンマークのアルバム・チャートで初登場2位を記録、これでバンドの全オリジナル・アルバムはすべてTOP2以上にチャート・インという快挙を成し遂げた(1位2作、2位2作)。本作はアナログ・レコードの収録分数を意識して制作し全10曲で46分、A面/B面の両サイド共に約23分という構成になっている。国内盤CDには日本のためだけに2月に録音したばかりの新曲「Madness」(マッドネス)が追加収録され、輸入アナログ盤は日本制作の”OBI”(帯)付きで発売されている。
◆ 作品情報
ディジー・ミズ・リジー(Dizzy Mizz Lizzy)
『オルター・エコー』(Alter Echo)
●高品質Blu-spec CD2仕様
●日本盤ボーナス・トラック(新録)収録
<トラックリスト>
01. The Richochet / ザ・リコシェイ
02. In The Blood / イン・ザ・ブラッド
03. Boy Doom / ボーイ・ドゥーム
04. The Middle / ザ・ミドル
05. California Rain / カリフォルニア・レイン
06. Amelia – Part 1: Nothing They Do They Do For You / アメリア – パート1:ナッシング・ゼイ・ドゥ・ゼイ・ドゥ・フォー・ユー
07. Amelia -Part 2: The Path Of Least Existence / アメリア -パート2:ザ・パース・オブ・リースト・エグジステンス
08. Amelia – Part 3: Lights Out / アメリア – パート3:ライツ・アウト
09. Amelia -Part 4: All Saints Are Sinners / アメリア – パート4:オール・セインツ・アー・シナーズ
10. Amelia – Part 5: Alter Echo / アメリア – パート5:オルター・エコー
―日本盤ボーナス・トラック―
11. Madness / マッドネス