(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
7年の制作期間を経て、エド・オブライエンは、遂にソロ・デビュー・アルバムをリリースできたことを誇りに思っていると言う。エドは、EOB(イー・オー・ビー)名義で、遂にアルバム『アース』をリリースした。
『アース』の物語は、ブラジルで始まった。オブライエンと彼の家族は、レディオヘッドのアルバム『ザ・キング・オブ・リムズ』を引っさげた2012年のツアー直後に、この地へ引っ越した。そして、エドが2013年にリオのカーニバルに偶然出席したことが、彼の人生を変えるきっかけになったのだ。エドは、ファンへの手紙で当時をこう回想している。
「光、メロディー、リズム、そして愛の爆発…僕にとって、音楽的発見の瞬間になった」
ブラジルでの経験によって活気づき、新しいインスピレーションに溢れたエドは、英・ウェールズへ帰国するなり、すぐさまレコーディングに取り掛かった。 伝説的音楽プロデューサーであるフラッドと、キャサリン・マークスの助けを借り、ボーカル、ギター、ベース、キーボード、パーカッション、そしてプログラミングを操った。
レディオヘッドで活動した30年間によって、エドには高水準の音楽協力者がいたのだ。ポーティスヘッドのギタリストのエイドリアン・アトリー、ウィルコのドラマーであるグレン・コッチ、伝説的ドラマーのオマー・ハキム、熟練したベーシストのネイザン・イースト、歌手のローラ・マーリング、ザ・インビジブルのデイブ・オクームー、アダム・セシル・バートレット、リッチー・ケネディ、そしてマルセロ・S・シルヴァ。『アース』に収録された楽曲は、レディオヘッドのバンド・メイト、コリン・グリーンウッドを含む、多様で優れたミュージシャンたちによって生み出された。
活力に満ちた見事なコレクションと、時に暗さを秘めたカラフルな楽曲によって生み出された『アース』は、ウェールズの日常生活を通して映る、厳しい現実の集合点が、エドがブラジルでの経験によって手に入れた、楽観的な万華鏡のレンズを通して屈折して輝く。
「これらの曲は、愛の精神によって作曲され、世界中のみなさんの幸運を祈っています。 世界が困難な状況にある今、私のアルバムの中に少しでも希望と安らぎを見つけてもらえることを、心から願っています」と語るエドのEOBとしての初のアルバムを、ぜひご一聴頂きたい。
◆ 作品情報
EOB
ソロ・デビュー・アルバム『アース』
● 品番:UICC-10047
● 価格:\2,500+抜
● 歌詞・対訳・解説付
<トラックリスト>
01. Shangri-La / シャングリラ
02. Brasil / ブラジル
03. Deep Days / ディープ・デイズ
04. Long Time Coming / ロング・タイム・カミング
05. Mass / マス
06. Banksters / バンクスターズ
07. Sail On / セイル・オン
08. Olympik / オリンピック
09. Cloak Of The Night / クローク・オブ・ザ・ナイト
10. Santa Teresa / サンタ・テレサ *
11. Shangri-La (Spike Stent Edit) / シャングリラ(スパイク・ステント・エディット)*
*日本盤ボーナス・トラック