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ロード・フィネス、新作アルバム『MOTOWN STATE OF MIND』を6月26日にリリース

LORD FINESS


(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)

伝説のラッパーで、ヒップホップ・プロデューサー、そして「Diggin‘ In The Crates Crew(D.I.T.C.)」の創設メンバーでもあるロード・フィネス(Lodr Finess)が、これまでで最も意欲的なプロジェクト『Motown State of Mind』とともに戻ってきた。リミックス・アルバムは、6月26日にMotown/UMeからストリーミング配信される予定で、マーヴィン・ゲイによる「I Want You」のリミックス版は、現在ストリーミング配信中。本物のDJらしいスタイルを貫き、7月24日にはA面にリミックス・ヴァージョン、B面にオリジナル・ヴァージョンを収録した45回転ブラック・ヴァイナルの7インチ・レコード7枚組ボックス・セットが発売される予定となっている。

ロード・フィネス、新作アルバム『MOTOWN STATE OF MIND』を6月26日にリリース

オリジナルのマスター/ソースを遡り、新世代のためにキュレーションされ、アレンジされたリミックス版には、マイケル・ジャクソンの「I Wanna Be Where You Are」やデバージの「I Like It」など、チャート・トップスター達の楽曲や、シスターズ・ラヴの「Now Is The Time」など、モータウン・カタログからの隠れた名曲が含まれる。

「Now Is The Time」は1970年に収録された楽曲。ウィリー・ハッチのプロデュースの下、1973年にグループは異なるバージョンを収録し、その曲は映画『ザ・マック』にて使用されたというユニークな経緯のあるトラックですが、 正式にリリースされることはなかった。1973年版へのオマージュとして、ロード・フィネスとJゾーンが、この年に楽曲がリリースされたと仮定して、曲を再現している。

このアルバムでは、 プロデューサーのトール・ブラック・ガイ(ジャイルス・ピーターソン、Lefto、アンソニー・バラデス、DJ・ジャジー・ジェフ、クエストラブらと仕事をしてきた人物)と同様に、ディンキー・ビンガム(制作・出版会社「Dinky B. Music」のCEOであり、チェンジング・フェイセズ、ニュー・エディション、カイリー・ミノーグ、ジャヒームといったアーティストをゴールドやプラチナヒットに導いたプロデューサー)とのコラボレーションも行われている。

ロード・フィネスはこのリミックス版を「これまでで最高のプロジェクト」と評価しており、「私は自分自身にとって最悪の批評家。自分が気に入ったものであれば、誰にも何も言われないと思う。」と説明。それを念頭に置いて、フィネスはアルバムの最後に、ジャクソン5のメドレー「I Want You Back/ABC/The Love You Save」のリミックス版を収録した。

◆ リリース情報
ロード・フィネス presents 『Motown State Of Mind』

デジタル配信 2020年6月26日発売

https://umj.lnk.to/lord-finess-motown

*7インチ・レコード7枚組ボックス(輸入盤:オープン・プライス)は2020年7月24日発売予定。

ロード・フィネス、新作アルバム『MOTOWN STATE OF MIND』を6月26日にリリース

◆ ロード・フィネスについて

ロード・フィネス(本名ロバート・ホール・ジュニア、1970年2月19日生まれ)は、ニューヨーク州ブロンクス出身のヒップホップ・アーティスト兼プロデューサーであり、ラップ・クルー「D.I.T.C.」のリーダーとしてよく知られている。1989年、フィネスと元パートナーのDJマイク・スムースはワイルド・ピッチ・レコーズと契約し、翌年にデビューアルバム『Funky Technician』(後のスター・ビート・メーカー、DJプレミア、ダイアモンドD、ショウビズらをフィーチャリング)をリリース。その後間もなく、フィネスはショービズ、AG、ダイアモンドDと共にニューヨークの人気アンダーグラウンド・グループ「Diggin In The Crates(別名D.I.T.C.)」を結成。後のメンバーにはファット・ジョー、O.C.、バックワイルド、ビッグLなどが名を連ねた。

1991年にリリースされた2ndソロ・アルバム『Return of the Funky Man』には、Percee PとAGがゲスト出演しているほか、フィネス自身がプロデュースした曲も収録されている。タイトル・トラックである「Return of the Funky Man」は、ホット・ラップ・シングル・チャートで13位を記録し、この曲は、フィネスが評判高きヒップホップ・プロデューサーとしてのキャリアをスタートさせるきっかけとなった。ノトーリアス・B.I.G.やドクター・ドレー、「D.I.T.C.」のメンバー、そして3枚目のアルバム『The Awakening』のプロデュースに繋がっている。

フィネアスはまた、イギリスのミュージシャンであるファットボーイ・スリムの1998年のヒット曲「The Rockafeller Skank」のフックにヴォーカル・サンプルを提供したことや、ドクター・ドレーが2001年にリリースした「The Message」をプロデュースしたことでも知られている。彼はまた、ハンサム・ボーイ・モデリング・スクールの2004年のトラック「Rock ‘N’ Roll pt. 2」にもフィーチャーされ、DJキューバート、グランド・ウィザード・セオドア、ジャジー・ジェイなど、有名なDJとコラボレーションを果たした。リンキン・パークのチェスター・ベニントンとマイク・シノダ、元ザ・ルーツのラーゼルも出演している。