洋楽情報・来日アーティスト・セレブファッション情報なら ナンバーシックスティーン

Dilemma

Artist Celeb News Feature Tweet

ウェイリング・ソウルズ、ニュー・アルバム『BACK A YARD』をリリース

WAILIING SOULS


(情報提供: VP RECORDS)

1966年にジャマイカで結成されて以来、ジャマイカ音楽シーンのメインストリームで活動を続けるレゲエ・ヴォーカル&コーラス・グループ=ウェイリング・ソウルズ(Wailing Souls)が、ニュー・アルバム『BACK A YARD』をリリースした。

ウェイリング・ソウルズ、ニュー・アルバム『BACK A YARD』をリリース

ボブ・マーリーのThe Wailersと同様、キングストン / トレンチタウンでJOE HIGGSに指導を受けて結成したウェイリング・ソウルズ。オリジナル・メンバーは、WINSTON “PIPE” MATTHEWS / LLOYD “BREAD” McDONALD / GEORGE “BUDDY” HAYEの3人。幾度かのメンバー交代を経て、80年代半ばからはPIPEとBREADの2人のオリジナル・メンバーで活動している。

1960年代末に〈STUDIO ONE〉から「Row Fisherman Row」「Mr. Fire Coal Man」他でブレイク。70年代は〈CHANNEL ONE〉から「Things And Time」他がヒット。メジャー=ISLAND/MANGOからもアルバム・リリース。80年代には〈VOLCANO〉から「Fire House Rock」他ヒットを量産し、GREENSLEEVESから複数のアルバムをリリース。90年代には映画『COOL RUNNING』サントラに参加、メジャー=SONY/CHAOS、BMG/ZOOからアルバムをリリース。グラミー賞にも2度ノミネートされている、世界的に活躍を続けてきたレゲエを代表する偉大な名グループである。

そんなウェイリング・ソウルズ待望の新作、タイトルは「地元(YARD)に帰る」の意味。
現在はロサンゼルスを拠点としている彼らにとっては、1997年〈BIG SHIP〉からリリースした『TENSION』以来となる久々のジャマイカ制作アルバム。

新作の制作を2人に促したのは本作をプロデュースしたアーティスト、ミュージシャン、プロデューサー、エンジニアであるALBOROSIE(アルボロージ)。ALBOROSIEはこれまでにもKING JAMMY / THE WAILERS / ROOTS RADICS等レジェンド達との共作&共演作を制作しているが、その新たな企画としてWAILING SOULに自ら打診、自身のキングストンのスタジオ=SHENGENに招いて共作を実現した。

ALBOROSIEはシンガーとしても参加、7月に配信された先行シングル「Shark Attack(92年・SONY『ALL OVER THE WORLD』収録曲のリメイク)」にフィーチャリング参加するなど「共作・共演作」としての存在感を発揮している。

「Shark Attack Feat. ALBOROSIE」

また、コンシャス・ラスタ女性シンガー、HEMPLESS SATIVAの参加もアルバム全体の奥行き、新作としてのエッセンスを加える要因となっている。

全11曲。全てウェイリング・ソウルズならではのジャマイカのルーツ&カルチャー、またラスタの思想に根ざしたメッセージが溢れ、生音とデジタルを融合して制作されたワン・ドロップを中心としたルーツ・ロック・レゲエ作品『BACK A YARD』。PIPEとBREADの「嘆き=WAIL」の歌声&ハーモニーも健在である。

◆作品情報

ウェイリング・ソウルズ
『BACK A YARD』

デジタル配信中
(Imports CD & LPは発売日調整中・詳細後報)

【トラックリスト】
01. Down In Trench Town
02. This Is The Time
03. In The House Of Jah
04. No Chalice Malice
05. Invisable Wall
06. Shark Attack Feat. ALBOROSIE
07. Stay Calm
08. No Money No Love Feat. HEMPRESS SATIVA
09. All About You
10. Eyes On You
11. Look What’s Happening