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ブルース・スプリングスティーン、自身初のCM出演

BRUCE SPRINGSTEEN


(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)

ロック界のBOSS、ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)が、日本時間2月8日行われた第55回NFLスーパーボウルの中継中に、たった1回のみオンエアーされたジープのCMに出演。2分間のCM “The Middle ”は、アメリカ合衆国48州の地理的にほぼ“中心”に位置するカンザス州レバノンにあるU.S.センターチャペルなどで撮影、最後に”To the ReUnited States of America “という言葉が映し出され、まさに今のアメリカへの希望と癒しのメッセージとなっている。

icon-youtube-playジープ「The Middle」CM

◆ CM内でスプリングスティーンが語るメッセージ以下の通り。

カンザス州のあるチャペルは
アメリカ本土のちょうど真ん中に建っている。
そこは決して扉を閉ざすことがなく
誰でも自由に
この場所、真ん中で落ち合うことができるんだ。
言うまでもなく
最近「真ん中」は辿り着きにくい場所になっている。
赤と青の間(星条旗)、公僕と市民の間
自由と恐怖の間。
恐怖は決して僕たちの最高の状態ではない。
そして自由とは
幸運な少数派たちだけの所有物ではない。
それは僕たち全員が持っているものなんだ。
誰であろうと、どこから来ようと
それが僕たちを繋げてくれる。
そして僕たちにはその繋がりが必要だ。
真ん中が必要なんだ。
僕たちが立っているこの地そのものが
共通の土台であることを忘れさえしなければ
僕たちはそこに辿りつくことができる。
山の頂上を極め、砂漠を抜け
この格差を乗り越えることができるんだ。
僕たちの光はいつだって暗闇を抜ける道を見つけてきた。
そして希望はこの道の
先にある。

“To the ReUnited States of America ” (「アメリカ”再”合衆国へ」)

スプリングスティーンのCMは、楽曲使用を含めて初。過去には「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」のクライスラーのCM使用を断ったこともあるほど、頑なにポリシーとして受け付けてこなかったが、 “The Middle”という今のアメリカを象徴するテーマをジープ側がオファーし、実現した。CMの背景でかかっている楽曲もスプリングスティーンの書き下ろし。映像の監督は長年コラボレートしているトム・ジムニーが担当している。

ブルース・スプリングスティーンは盟友Eストリート・バンドと再びタッグを組んだ待望のロック・アルバム新作『レター・トゥ・ユー』が全世界11カ国で初登場1位を獲得している。

icon-youtube-playBruce Springsteen – Ghosts