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オリヴァー・ネルソン、『ブルースの真実』の深堀り映像が公開に

OLIVER NELSON


(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)

ジョン・コルトレーンや、チャールズ・ミンガス、ソニー・ロリンズ、クインシー・ジョーンズなど、その後の音楽史に多くの影響を与えたアーティストを多く輩出したジャズの名門レーベル、インパルス・レコードが今年、2021年に創立60周年を迎える。アニヴァーサリー・イヤーを記念し、レーベルを代表する名盤の公式解説ビデオの第2弾としてオリヴァー・ネルソン(Oliver Nelson)の『ブルースの真実』に関する深堀りビデオが公開された。

icon-youtube-playオリヴァー・ネルソン『ブルースの真実』解説 ディープ・ダイヴ(日本語字幕)

インパルス・レコードはオレンジと黒の特徴的な盤面で知られ、1960~70年代にかけて進歩主義、精神主義、活動主義など様々な音楽の在り方を提唱して以来、第一線を走り続けてきたレーベルで、現在もUKジャズを代表するカリスマ的なサックス奏者、シャバカ・ハッチングスを擁し、前衛的なアーティストで益々の繁栄を迎えている。

今回、レーベルの公式解説ビデオが公開となった『ブルースの真実』は、サックス奏者としてデビューし作編曲者としても成功を築いたオリヴァー・ネルソンが“ブルース”をテーマに取り組んだ意欲作。1961年に発表されて以来、音楽史に残る名盤として語り継がれているマスター・ピースで、解説ビデオでは音楽的な成り立ちや構成について、今もなお愛されている所以が紐解かれている。

2021年は、インパルス・レコードの創設60周年のアニヴァーサリー・イヤーとして、様々なコンテンツの公開やリリースが準備されており、5月14日には、現在のインパルスを代表するアーティストであるシャバカ・ハッチングスが率いるユニット、サンズ・オブ・ケメットの最新アルバム『ブラック・トゥ・ザ・フューチャー』がリリースされたばかり。惜しくもコロナ渦でのアニヴァーサリーとなってしまい、自由が効かない中でアルバムをリリースすることになったが、シャバカはすべてが悪いことではなかったと語り、「録音音源をじっくりと聴き直すことができて、アルバムの在り方を繰り返し考えることができました。手を加える時間もあって、様々な作業がロックダウンの中に行われました。より多くの意思を反映させたアルバムに仕上がったと思います。」とコメントを寄せている。

また、60周年を彩ってきたジョン・コルトレーン、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、チャールズ・ミンガス、マッコイ・タイナーら、インパルスの看板を背負った名アーティストたちの人気曲をまとめたプレイリスト「ON IMPULSE」シリーズや、レーベルからの公式ベスト・プレイリスト「impulse! 60 ベスト・オブ・インパルス・レコード」も公開されており、時代に左右されない名曲に浸れるいい機会になりそうだ。

icon-youtube-playジョン・コルトレーン『至上の愛』解説 ディープ・ダイヴ(日本語字幕)

◆ 作品情報

オリヴァー・ネルソン
『ブルースの真実』

●品番:UCCU-5607 (SHM-CD) 
● 価格::1,650円(税込み) 

https://www.universal-music.co.jp/oliver-nelson/products/uccu-5607/

ジョン・コルトレーン
『至上の愛』

●品番:UCCU-5606(SHM-CD)
● 価格:1,650円(税込み) 

https://www.universal-music.co.jp/john-coltrane/products/uccu-5606/

インパルス 60th レア盤コレクション

https://www.universal-music.co.jp/jazz/impulse60th/