(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
2009年結成のマンチェスター発の新世代ピアノ・トリオ、ゴーゴー・ペンギン(Go Go Penguin)。ジャズをベースとしつつエレクトロニカやクラシックの影響も感じさせる斬新なパフォーマンスが世界中から高く評価されている彼らが初となるリミックス・アルバム『GGP/RMX』をリリース。コーネリアスが参加した「コラ (Cornelius Remix)」のミュージック・ビデオも公開された。
本作は2020年にリリースしたセルフ・タイトルド・アルバム『ゴーゴー・ペンギン』に収録されていた11曲のうち、10曲のリミックス・ヴァージョンを収録したもので、このコンセプトはバンドが数年にわたり温めていたものだったという。参加リミキサーとしてジェームス・ホールデンやマシンドラム、808ステートという豪華なアーティストが名を連ねる中、日本からはコーネリアスとミュージシャン/サウンド・デザイナーのYosi Horikawaが参加している。
ミュージック・ビデオも公開された1曲目の「コラ (Cornelius Remix)」を手掛けたコーネリアスの小山田圭吾は、「remixerに808 stateが入っていて、マンチェの血を感じました。ゴーゴー・ペンギンは、ヒプノティックな生演奏が魅力なので、なるべく彼らの演奏を残したいと思いました。世の中が落ち着いたら、ライブを見に行ってみたいです」とコメントしている。ピアノのクリス・イリングワースはこのリミックスについて、「コーネリアスのミックスは知的で美しく、アルバムの始まりとしてとても良いと思った。ピアノのメロディをシンセのラインと併せて再配置することでそのメロディがより強調されて、楽曲に新しくて個性的なキャラクターを加えている。リミックス・アルバムにピッタリだね」と語っている。
また、Yosi Horikawaが手掛けた「エンバース (Yosi Horikawa Remix)」について、ドラムのロブ・ターナーは「Yosiはいつも美しく感情的なサウンドスケープを生み出し、最もユニークなサウンド・プロダクションを行っているアーティストの一人だ。この世界に存在する音を組み合わせて、誰も聴いたことのないようなものを創り上げ、信じられないほど深く広大な表現をしている。今回のリミックスにあたってまず名前が浮かんだのがYosiだったよ、そして彼は僕たちにとってスペシャルなものを創り上げてくれたんだ」とコメントしている。
◆ 作品情報
ゴーゴー・ペンギン
『GGP/RMX』
● 品番:UCCQ-1138
● 価格:¥2,860(tax in)
<トラックリスト>
01. コラ (Cornelius Remix) (4:22)
02. アトマイズド (Machinedrum Remix) (6:15)
03. エンバース (Yosi Horikawa Remix) (4:09)
04. F・メジャー・ピクシー (Rone Remix) (4:17)
05. F・メジャー・ピクシー (Squarepusher Remix) (6:22)
06. オープン (Nathan Fake Remix) (4:33)
07. シグナル・イン・ザ・ノイズ (808 State Remix) (5:38)
08. トーテム (James Holden Remix) (8:16)
09. トゥ・ザ・Nth (Shunya Remix) (6:51)
10. プチ_ア (Clark Remix) (6:25)
11. ドント・ゴー (Portico Quartet Remix) (5:44)