(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
インド系カナダ人のラッパー/ミュージシャンのテッシャー(Tesher)と、TikTokフォロワー数4600万人以上、“キング・オブ・TikTok”との異名も誇るシンガーソングライターのジェイソン・デルーロ(Jason Derulo)がタッグを組み、テッシャーの世界的ヒット曲「Jalebi Baby(ジャレビ・ベイビー)」のコラボバージョンを新たにリリースした。
本曲「ジャレビ・ベイビー」は、インドや南アジアを代表するデザート「Jalebi(ジャレビ)」をモチーフにした曲で、2020年11月にテッシャーによってリリースされたもの。キャッチーなコーラス、英語とパンジャブ語の自然なブレンド、そしてサルサ風のピアノとラテン調のビートにより、この曲は瞬く間にソーシャルメディア上でバイラルを巻き起こし、25カ国以上のShazamチャートのトップに立ち、TikTokなどのプラットフォームで何百万もの動画が投稿され世界的ヒットとなった。現在までに全世界で1億回以上のストリーミングを記録している「ジャレビ・ベイビー」に、今回TikTok上でも最も影響力のある一人であるジェイソン・デルーロの伸びやかなヴォーカルが加わった新バージョンがリリースされた。
テッシャーは、カナダのサスカチュワン州で生まれ育った現在25歳のラッパー、シンガーソングライター、プロデューサー。インドの伝統を受け継いで育ち、何年にも渡りYouTubeやSoundcloudに自身の音楽をアップロードしてきたテッシャーは、インドのボリウット音楽と、西洋のポップスやヒップホップをマッシュアップさせた独特な音楽を生み出し、オーディエンスの共感を得た。「ジャレビ・ベイビー」のようにインド系の言語を使った楽曲で、このように西洋に進出したものは片手で数えられるほどであり、テッシャーはその文化間のギャップを埋めることに成功した。
今回のヒットについて、テッシャーは「寝室でこれを作っていた私には、このようなことが起こるとは想像もできませんでした」と驚く。「“ジャレビ・ベイビー”が世界中のリスナーに支持されているのを見るのは素晴らしいことだし、ビルボードのヒット曲が多様なジャンルとなったり、英語以外の言語であるのを見るのも素晴らしいことです」と語り、さらに「私の目標は、文化を融合させ、言語や背景に関係なく誰もが楽しめる音楽を作ることです」と今後の意気込みもコメントしている。
そしてこの度、コラボレーションとして参加したジェイソン・デルーロは、世界のポップシーンにおいて多大な影響力を持つアーティストの一人としての地位を確立し、全世界で2億枚以上のレコードを売り上げる最前線のシンガー・ソングライターとして活躍。最近では、TikTokで最も影響力のあるユーザーの一人として、TikTokグローバル総合11位、男性では4番目に多くフォローされているアカウントを誇る。シンガーに留まらず、俳優やビジネスマンとしても飛躍する多才なクリエイターだ。
異なるバックグラウンドと創造性に富む二人のコラボレーション、そして現代ならではのプラットフォームからのバイラルヒットは、多様化する今の音楽シーンにおいて重要な一曲であることは間違いない。
◆ シングル情報
テッシャー、ジェイソン・デルーロ
「Jalebi Baby」