(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
アメリカ・ニューヨークをベースに活動するハーピストのブランディ―・ヤンガー(Brandee Younger)がメジャー・デビュー作となるアルバム『サムホウェア・ディファレント』をリリースした。そのリリースに併せ、収録曲である「プリテンド」のヴィジュアライザーが公開された。
今回公開された「プリテンド」という楽曲はタンク・アンド・ザ・バンガスのフロント・ウーマンを務めるタリオナ“タンク”ボールをフィーチャリンクに迎えた楽曲で、切ない恋心を歌った歌詞とハープの美しい音色がマッチするメロウな楽曲となっている。ブランディ―・ヤンガーはアリス・コルトレーンやドロシー・アシュビーなどのジャズ・ハーピストのレジェンドたちの志を継ぎつつも、ジャンルにとらわれない自由なアプローチで存在感を強めてきた。彼女の腕前を認めているアーティストは数多く、これまでジョン・レジェンド、ファラオ・サンダース、コモン、ローリン・ヒルなどのアーティストとステージを共にし、またビヨンセのドキュメンタリー映画である「Homecoming」にも彼女の楽曲「Hortense」がフィーチャーされているなど、活躍の場は広がりを見せている。今回のアルバムも、ジャンルの型にはまらないハイブリッドな作品に仕上がっており、ヤンガー自身は多彩な色を詰め込んだ本作に関して「このアルバムこそが、私が持っているすべての世界をひとつにまとめる方法です。このアルバムは『私』で私がやりたいことをやっているんです。」とコメントをしている。また、ニューヨーカー誌も「彼女の輝くような演奏は、ヒップホップやR&Bのアルバムとしても、そしてクラシックやジャズのアルバムとしても説得力がある」と評している。
レコーディングは、ジャズの聖地として著名なヴァン・ゲルダ―・スタジオで行われ、バンド・メンバーとしてアラン・メドナード(ドラムス)、ラシャーン・カーター(ベース)、モーリス・ブラウン(トランペット)、チェルシー・バラッツ(テナー・サックス)、アン・ドラモンド(フルート)、マーカス・ギルモア(ドラムス・プログラミング)ら、そして、特別ゲストとして、タリオナ“タンク”ボールの他に、ベース界のレジェンド、ロン・カーターが「オリヴィア・ベンソン」「ビューティフル・イズ・ブラック」に参加している。
◆ 作品情報
ブランディ―・ヤンガー
『サムホウェア・ディファレント』
● 品番:UCCI-1051
● 価格:¥2,860 (TAX IN) [SHM-CD]
【トラックリスト】
01. リクラメイション / Reclamation
02. スピリット・ユー・ウィル / Spirit U Will
03. プリテンド / Pretend
04. サムホウェア・ディファレント / Somewhere Different
05. トゥウィンタールード / Twinterlude *日本盤ボーナストラック
06. ラヴ&ストラグル / Love & Struggle
07. ビューティフル・イズ・ブラック / Beautiful Is Black
08. オリヴィア・ベンソン / Olivia Benson
09. ティックルド・ピンク / Tickled Pink