(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
グラミー賞を6度受賞しているシンガー・ソングライターのケイシー・マスグレイヴス(Kacey Musgraves)のニュー・アルバム『スター・クロスト』がリリースとなった。このアルバムには、タイトル・トラック「スター・クロスト」や先行シングル「ジャスティファイド」など全15曲が収録されており、ケイシーにとって約3年半ぶり4枚目のスタジオ・アルバム。また、ヴィクトリア・ペドレッティ(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、『ユー』)、シンガー・ソングライターのプリンセス・ノキア、シモーヌなどが出演している楽曲「シンプル・タイムズ」のミュージック・ビデオも公開となった。
ケイシー・マスグレイヴス 「シンプル・タイムズ」 ミュージック・ビデオ
ケイシーは2017年10月に結婚し、2019年にグラミー賞を最多受賞するなど公私ともに全てが順風満帆に見えたのも束の間、2020年7月にケイシーとパートナーは別々の道へと歩みだした。今作『スター・クロスト』は、2人が過ごした幸せな日々~崩壊~そして決別を、ケイシー自身の言葉で赤裸々に綴った歌日記となっており、アルバムと共に目で楽しむショート・フィルム「star-crossed: the film」もアルバム発売に合わせて、海外ではParamount +で独占配信開始となった。
ケイシー・マスグレイヴス 「star-crossed: the film」 (オフィシャル・トレーラー)
新作『スター・クロスト』は、AP通信、NPR、The New York Times、Billboard、SPIN、Pitchforkなど主要の海外メディアから早速高い評価を受けている。米・新聞USA Todayは、「ジャンルを超えたシンガーが、音的にさらに冒険的な新作を携えて戻ってきた」と絶賛し、The New York Timesは『スター・クロスト』を「(前作)『ゴールデン・アワー』の心理的な二日酔い」と評し、Stereogumは「『ゴールデン・アワー』の感情的な逆バージョン」と評すなど、楽曲・歌詞両方の観点から早くも賞賛コメントが寄せられている。
ケイシーは、ニュー・アルバムとショート・フィルムを携えた北米ツアーを発表。15都市での限定ツアー「star-crossed: unveiled」は、2022年1月19日にミネソタ州のセント・ポールでスタートし、翌月2月20日にカリフォルニア州ロサンゼルスのStaples Centerで終幕。アメリカとカナダのアリーナを中心に行われるこのツアーでケイシーは、数十万人を動員予定だ。
自身が10歳だった時に、父親が持ち帰ってきた「となりのトトロ」のビデオを妹と一緒に観たのをきっかけに、ケイシーは妹をメイと、妹はケイシーをサツキと呼びあうほどハマり、その後他の宮崎駿映画も全て観賞し、そこから更に日本のカルチャー全体に興味を持つようになった、大の親日家のケイシー。北米ツアー後、来年ここ日本でも単独公演が行われることを期待したい。
◆ 作品情報
ケイシー・マスグレイヴス
『スター・クロスト』
● 品番:UICS-1376
● 価格:2,500円(税別)
● 歌詞・対訳・解説付
【トラックリスト】
● ACT I / アクトI
1. スター・クロスト / star-crossed
2. グッド・ワイフ / good wife
3. チェリー・ブロッサム / cherry blossom
4. シンプル・タイムズ / simple times *MV:https://youtu.be/aFDa0Qv9wXA
5. イフ・ディス・ワズ・ア・ムーヴィー… / if this was a movie…
● ACT II / アクトII
6. ジャスティファイド / justified *MV: https://youtu.be/i-0PaQanGBc
7. エンジェル / angel
8. ブレッドウィナー / breadwinner
9. カメラ・ロール / camera roll
10. イージアー・セッド / easier said
● ACT III / アクトIII
11. フックアップ・シーン / hookup scene
12. キープ・ルッキン・アップ / keep lookin’ up
13. ホワット・ダズント・キル・ミー / what doesn’t kill me
14. ゼア・イズ・ア・ライト / there is a light
15. グラシアス・ア・ラ・ヴィダ / gracias a la vida