<特集 – 日本語がフィーチャーされた楽曲特集>
洋楽だけど日本語がフィーチャーされた楽曲を特集。
僕は音楽家 電卓片手に
DENTAKU KRAFTWERK
先日来日公演も行なったドイツテクノのレジェンド、クラフトワーク。1981年のアルバム『コンピューター・ワールド』に収録されている「Pocket Calculator」とい曲の歌詞を、日本語にして歌われている。
「僕は音楽家 電卓片手に」と謳っている。
なお、英語版、日本語版の他に、ドイツ語版とフランス語版が公式にリリースされているということ。
ヨシミ
YOSHIMI BATTLES THE PINK ROBOTS PT.1 THE FLAMING LIPS
80年代から活動を続けるオルタナティブ・ロックバンド。
2002年のアルバム『YOSHIMI BATTLES THE PINK ROBOTS』のタイトルナンバー。オリジナルバージョンは英語で歌われているが、日本語バージョンが存在する。この曲にも出てくる「ヨシミ」さんは、日本のバンド、ボアダムスのメンバー、YOSHIMIのことと言われているが、どうやら架空の人物らしい。とはいえ、ボアダムスのYOSHIMIさんとフレイミングリップスは以前からの友人とのことで、モデルになっているのは予想がつく。また、楽曲には、
おそらくボアダムスのYOSHIMIさんであろう声も録音されている。歌詞が可愛らしいのでぜひ、その辺りも聞いていただきたい。
ASIAN KUNG-FU GENERATION
KRAFTY NEW ORDER
イギリス、マンチェスターが誇るバンド、ニュー・オーダー。2005年にリリースされた『WAITING FOR THE SIRENS’ CALL』の日本盤にはリードトラックである「KRAFTY」の日本語バージョンがボーナストラックとして収録された。これは、メンバーであるバーナード・サムナーのアイデアによって実現したそうだが、日本語歌詞は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が手がけたことでも話題を集めた。また、この年のフジロックに出演したNEW ORDERは、日本語バージョンでこの曲を披露したそう。
チャーリーXCX
BOOM CLAP CHARLI XCX
イギリスのシンガーソングライター、チャーリーXCX。彼女の日本でのブレイクのきっかけとなったナンバー「BOOM CLAP」だが、実は日本語バージョンが存在している。2015年にリリースされたアルバム『SUCKER』の日本盤に収録されているのだが、日本語の発音がとても聞き取りやすい。世界的に、発音も難しいとされる日本語だが、とても上手な発音だったからか、アメリカのローリングストーン誌などでは「J-POPスタートしてのブレイクも期待できる」とまで言われたほどだ。
ホンネ
WARM ON A COLD NIGHT HONNE
イギリスのエレクトロデュオ、ホンネ。このユニット名からすれば、当然の帰結かもしれないが、代表曲を日本語で歌っている。ユニット名は日本語の「本音」から、彼らが立ち上げたレーベル「TATEMAE RECORDINGS」は、日本語の「建前」から。つまり本音と建前、ということだ。
注目を集めた「WARM ON A COLD NIGHT」を日本語で歌っている。