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誰かに捧げた曲特集

誰かに捧げた曲特集


誰かに捧げた曲特集

<特集 – 誰かに捧げた曲>
リスナーの方からメッセージをいただきました。
「エリック・クラプトン『レイラ』は惚れてしまったジョージ・ハリソンの奥様への想いを歌った曲。同じくクラプトンの『Tears in Heaven』は事故で亡くなった息子に捧げた曲。スティーブ・ペリー『Oh、シェリー』はペリーの恋人に捧げた曲ですよね。そんな実在の人物に捧げた曲をもっと知りたいのですが…もしその特集をして頂けたら嬉しいです!」

ということで、誰かに捧げた曲を特集。

icon-angle-double-right ホール&オーツ

icon-youtube-play Sarah Smile icon-music  Daryl Hall & John Oates

アメリカのブルー・アイド・ソウルの代表アーティスト、ホール&オーツ。彼らの1975年のシングルで、全米チャート4位を獲得した曲。
タイトルにもなっている、サラ、という人物は、当時のダリル・ホールの恋人で、ホール&オーツの楽曲制作にも携わっていた女性。
彼女に対して「笑っておくれ」と歌いかけるナンバーだ。

icon-angle-double-right スティーヴィー・ワンダー

icon-youtube-play Isn’t She Lovely  icon-music Stevie Wonder

日本でも色々なCMでこの曲が使われているが、1976年にリリースされた楽曲で、日本語タイトルが「可愛いアイシャ」。すなわち、スティーヴィー・ワンダーの娘、アイシャが生まれたことを祝って書かれたナンバーである。
歌詞の中にもアイシャの名前が出てくるので、かなりパーソナルな楽曲といっていいだろう。途中で聞こえてくる子どもの声は、アイシャ自身の声とのこと。
なお、アルバム『Key Of Life』に収録され、スティーヴィーの中でも、人気・知名度ともに高い1曲だが、シングルカットはされていないそうだ。

icon-angle-double-right バッド・ボーイ・エンターテインメント

icon-youtube-play I’ll Be Missing You icon-music Diddy,Faith Evans feat.112

アーティストで、レーベル「バッド・ボーイ・エンターテインメント」の最高責任者でもあるDiddy(P.Diddy、パフ・ダディなど、色々な名前で知られている)。彼が見出したラッパーの1人で、1990年代のアメリカのヒップホップ・シーンを牽引したのが、ノトーリアスB.I.G.。西海岸の2Pacに対して、東海岸のビギー、という対立構図が出来上がってしまっていた。そんな中で、2Pcaが何者かに銃撃を受け死亡。ディディとビギーが犯人ではないかと疑われる中で、ビギーも凶弾に倒れることになってしまった。まだ24歳という若さだった。そんな彼の死を悼み、妻でもあったフェイス・エヴァンスとコラボして発表したのが、「I’ll Be Missing You」。Policeの「Every Breath You Take」をサンプリングしたメロウなナンバーだ。元ネタである「見つめていたい」も、ビギーへの思いなのだろう。

icon-angle-double-right ワイルド・スピード SKY MISSION

icon-youtube-play See You Again feat.Charlie Puth icon-music Wiz Khalifa

2015年にリリースされたシングルで、映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」の主題歌として使われたナンバー。2013年、アメリカで俳優、ポール・ウォーカーが、知人が運転する車でチャリティー・イベントから移動中に事故にあい、死亡。映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」の撮影中であり、一部のシーンはウォーカーの弟が代役を務めたという。
そんな中で完成した映画の主題歌として作られたのが、「See You Again」。PVでは、ポール・ウォーカーが出演した映画のシーンも使われている。チャーリー・プース自身は、ポール・ウォーカーと接点があったわけではないようだが、ポール・ウォーカーに捧げる曲を作って欲しい、ということで、チャーリー・プースも、親しい友人を亡くした経験があり、その友人のことを思いながら書いたということ。

icon-angle-double-right アリアナ・グランデ

icon-youtube-play thank u, next  icon-music Ariana Grande

現代のクイーン・オブ・ポップ、アリアナ・グランデ。出す曲が軒並みヒットを記録する中、注目を集めたのが、男性関係。彼氏ができたかと思えば別れ、すぐに新しい彼ができる。そんな自分の男性遍歴を逆手にとって、ヒット曲を生み出してしまうあたりは、さすがだ。
この曲に出てくるのは4人の元カレ。ラッパーのビッグ・ショーン、ダンサーのリッキー・アルヴェス、婚約したものの婚約破棄となったピート・デヴィッドソン、そして、去年、急死したラッパーのマック・ミラーだ。彼らの思い出とともに、感謝の気持ちを伝えている。そして、「さあ、次!」と歌っているのだ。色々なことがあった2018年を乗り越え、元カレたちに感謝を捧げたアリアナ、そのnextが楽しみだ。

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