2018年間チャート特集
NACK 5、TOKYO FM、J-WAVE、BAY FM、InterFM897の
洋楽のオンエア回数を集計。年間TOP5を発表。
(12月10日付)
ジャスティン・ティンバーレイク
Filthy   Justin Timberlake
今年2月、アメリカのミネソタ州・ミネアポリスで開催されたNFLスーパーボウルの
ハーフタイムショウでパフォーマンスしたのが、ジャスティン・ティンバーレイクでした。
2013年の『The 20/20 Experience』以来、5年ぶりとなるニューアルバム、
『Man of The Woods』のファーストシングル、「Filthy」が、5位に入った。
俳優など、様々な活動をしてきた中で、久々のアルバムリリース、
ハーフタイムショウ出演と、トピックも満載で、オンエアにしっかりと結びついたようだ。
サマーアンセム
Soulmate Justin Timberlake
ニューアルバムリリースのおよそ半年後に、すぐにリリースされた新曲が、
今年のサマーアンセムとして、大量にオンエアされ、4位に食い込んだ。
なお、この曲はジャスティンの2月にリリースされたアルバム、
『Man Of The Woods』には収録されていない。
アーティストとしてのJustin Timberlake完全復活を印象付けた2018年だが、
11月末に予定されていたロス公演を延期し、その後、声帯の不調を理由に、12月の
公演も全て延期してしまった。
2019年、再び復活の年となるだろうか?
カルヴィン・ハリス
Promises Calvin Harris with Sam Smith
世界No.1DJと歌われたカルヴィン・ハリスが、今年8月にドロップした新曲は、
イギリス出身で、2015年のグラミー賞の最多部門受賞を果たしたシンガー、
サム・スミスをフィーチャーした、ハウスナンバー。
4月にカルヴィン・ハリスがリリースした「One Kiss」も大ヒットをしたが、
日本のラジオでは俄然こちらのナンバーの方がオンエアされた。
今年のEDMを振り返ってみると、この曲もそうだが、
ファンク、ハウステイストのものが再び来ているようにも感じられる。
アリアナ・グランデ
No Tears Left To Cry Ariana Grande
去年、マンチェスターでのテロに遭遇し、今年は突然の婚約発表から、婚約破棄、
元彼の死など、波乱万丈の人生を歩み続けている25歳の歌姫、アリアナ・グランデ。
『Dangerous Woman』以来、2年ぶりとなるニューアルバム『Sweetener』を
今年8月にリリース。アルバムからのリードトラックでもある
「No Tears Left To Cry」 が大ヒットした。
その勢いのまま、元彼について歌った「thank u,next」も世界中で大ヒット。
日本のラジオでもリリースから1ヶ月で150回以上オンエアされている。
来年は一体どんな動きを見せるのかも注目。
ポール・マッカートニー
Come On To Me Paul McCartney
2位と僅差で1位に立ったのが、今年来日公演も行ったレジェンド、
ポール・マッカートニーの「Come On To Me」。『New』以来、およそ5年ぶりとなる新作『Egypt Station』を9月にリリース。そこからのリードトラックが、
この「Come On To Me」だが、イントロからビートルズを彷彿とさせる
ギターとピアノによるリフ、キャッチーなメロディ、
そしてライブでしっかり盛り上がれそうなハンドクラップと、楽曲の構成もポールらしい。
来日公演は、東京ドーム、ナゴヤドームそして、両国国技館で開催。
76歳のレジェンドが、今年のラジオオンエアを席巻した。若いアーティストの勢いも
目覚ましいが、さすがと言わざるをえないだろう。