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特集 – 山下達郎ソング(英語カバー)

山下達郎ソング(英語カバー)特集


<特集 – 山下達郎ソング(英語カバー)>
最近は海外で日本のシティポップが密かな人気を集めている、ということだが、
そんなシティポップの先駆けでもある山下達郎。実は英語でカバーされている楽曲がある。

icon-angle-double-rightさよなら夏の日

icon-youtube-playさよなら夏の日icon-musicDes Dyer

1991年のシングルで、生命保険会社のテーマソングとしてリリースされたナンバー。この曲をカバーしているのが、デス・ダイヤーというアーティスト。
70年代に活躍した「ジグソー」というバンドのボーカル、というとピンと来る方もいるだろうか。「Sky High」という、プロレスラーが入場曲にしたり、テレビCMなどでも使われた世界的ヒット曲を世に送り出したバンドだ。
バンド自体は1981年に解散してしまったが、1990年代のはじめに、デス・ダイヤーはJ-POPを英語でカバーしたアルバムをリリースしていることから、
彼のJ-POP好きが見て取れる。デス・ダイヤーによるカバーは、80年代AORテイストにアレンジされていて、シンプルなトラックが、より山下達郎のメロディと、デスのハイトーン・ヴォーカルを引き立たせている。

icon-angle-double-right踊ろよ、フィッシュ

icon-youtube-playFishicon-musicJeffery Foskett

ジェフリー・フォスケットは、アメリカ、カリフォルニア出身のアーティスト。セッション・ミュージシャンとして活躍し、80年代にはザ・ビーチ・ボーイズの準メンバーとして知名度を高めた。そして1996年、ソロとしてのアルバム「Thru My Window」をリリース。このアルバムに収録されたのが「Fish」というナンバーで、これは山下達郎が1987年にリリースした「踊ろよ、フィッシュ」のカバーとなっている。フィル・スペクターを彷彿とさせるコーラスのダビング・ワークやリバーブの使い方からも、ビーチ・ボーイズの影響を感じさせるが、山下達郎自身もビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンに影響を受けていることを公言しており、ジェフリーによるカバーは必然といっていいほどマッチしている。

icon-angle-double-rightSparkle

icon-youtube-playSparkleicon-musicGreenwood

1982年にリリースされた山下達郎のアルバム「FOR YOU」。アルバムの冒頭を飾るこの曲は爽快なギターカッティングから始まる、夏の眩しさを感じさせてくれる1曲だが、この曲を1985年にカバーしたのが、Greenwoodというハワイのバンドだ。ロビン・キムラを中心に結成されたバンドで、現地のナイトクラブを中心に活動していた。アレンジに関してもかなり忠実にカバーしているようだが、特徴的なギターカッティングのリフは、本家ヤマタツ版よりも若干ドライなサウンドになっているだろうか。

icon-angle-double-rightクリスマス・イブ

icon-youtube-playChristmas Eveicon-musicIdina Menzel

1883年リリースの、山下達郎を代表する1曲。オリコン週間シングルランキングでのTOP100ランクイン週数は通算150週で、SAMP「世界に一つだけの花」、中島みゆき「地上の星/ヘッドライト・テールライト」、夏川りみ「涙そうそう」に次いで歴代4位となっている。
そんな36年前の楽曲を2014年にカバーしたのが、ディズニー映画「アナと雪の女王」の「Let it go」で世界的ブレイクを果たしたイディーナ・メンゼルだ。オリジナルよりもスローテンポとなり、温かみが増したカバーとなっている。

icon-angle-double-rightクリスマス・イブ

icon-youtube-playChristmas Eveicon-musicPentatonix

同じく2014年に「クリスマス・イヴ」をカバーしたのが、アカペラ・グループ Pentatonixだ。全てを人の声で奏でるペンタトニックスによる「クリスマス・イヴ」、これもまたひと味違う楽しみ方ができる。

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