洋楽情報・来日アーティスト・セレブファッション情報なら ナンバーシックスティーン

Dilemma

Genre Radio

特集 – ブラックミュージック バラード

特集 – ブラックミュージック バラード


<特集 – ブラックミュージック バラード>
ブラックミュージックの中には、ブルース、ゴスペル、R&B、ファンク、HIP HOPなど、色々なジャンルが内包されている。そのブラックミュージックの中で生まれた数々の名バラードを特集。

icon-angle-double-right男が女を愛する時

icon-youtube-playWHEN A MAN LOVES A WOMANicon-musicPERCY SLEDGE

アラバマで生まれたパーシー・スレッジはカントリーを聴きながら幼少時代を過ごしたそう。当初は看護師として仕事をしながら音楽活動をしていたが、ラジオDJでプロデューサーでもあった人物からの助言で、ソロとして歌い始めた。1966年、彼にとってのデビューシングルでもあるこの曲が大ヒットし、全米シングルチャートで1位を獲得する。邦題は「男が女を愛する時」。もともとは、パーシー自身の失恋の体験を元に書かれた楽曲ということだ。

icon-angle-double-right17歳でデビュー

icon-youtube-playCAN WE TALKicon-musicTEVIN CAMPBELL

ハイトーンで、少し線の細さも感じる歌声で「ちょっと話せないかな?」と歌っているこの曲は、1993年のヒット曲。歌っているテヴィン・キャンベルは、当時まだ17歳だった。キャリア時代はさらに遡ることができ、1989年、テヴィンが13歳になる2日前・・・つまり12歳の時にクインシー・ジョーンズ feat.テヴィン・キャンベル名義で、レコードもリリースしている。そして15歳の時に自身のデビューアルバムをリリース。日本では残念ながら「Can We Talk」以降、あまり知られる楽曲はないが、あどけなさが残る声によるバラード「Can We Talk」は、今も名曲として聞かれている。

icon-angle-double-rightバラードの名プロデューサー

icon-youtube-playEVERYTIME I CLOSE MY EYESicon-musicBABYFACE

テヴィン・キャンベルの「CAN WE TALK」をプロデュースしていたのが、ベイビーフェイスだ。ベイビーフェイスは、自身もバンドとして活動していたが、ウィスパーズなどの楽曲で頭角を現し、その後は、ホイットニー・ヒューストンやマライア・キャリー、ボーイズⅡメン、マドンナ、エリック・クラプトンと、錚々たるアーティストのプロデュースで成功を遂げた。ベイビーフェイスといえば、バラード、というイメージも強い。もちろん、バラードだけではないのだが。この曲は1997年、ベイビーフェイス名義でリリースされたバラード。SaxにケニーG、バックコーラスにマライア・キャリーという豪華な楽曲でもある。

icon-angle-double-rightジニュワイン

icon-youtube-playDIFFERENCESicon-musicGENUWINE

ジェニュワインは、日本ではそこまで名前が知られているアーティストではないが、アメリカでは正統派のR&Bシンガーとして知られている。1996年にデビューし、この曲は2001年のアルバム「THE LIFE」からのシングル。冒頭から「君と出会ってから僕の人生は完全に変わったんだ。君は特別な人で、僕は恋に落ちてるんだ。」と、愛についてしっとりと歌う極上のバラードだ。時に力強く、時にヴォコーダーを使ったりと、その表現も多彩だ。

icon-angle-double-right最上級のラブソング

icon-youtube-playIF I AIN’T GOT YOUicon-musicALICIA KEYS

女性シンガーの中でもソウルフルで、艶があり、時にハスキーでもある歌声の持ち主のアリシア・キーズ。2004年にリリースされたこの曲は、ソウルシンガー、アリーヤの飛行機事故での死や、911アメリカ同時多発テロにインスパイアされて書かれた楽曲ということ。印象的なピアノのイントロから始まり、「あなたが手に入らないのなら、何もいらない。あなたが一緒にいないのなら、この世界の意味が失われるの。」と歌う最上級のラブソング。