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特集 – 最近のドラムンベース

特集 – 最近のドラムンベース


<特集 – 最近のドラムンベース>
1990年代に、ジャングルから発展したジャンルとして誕生した「ドラムンベース」。主にBPMは160以上で、キックやスネア、ベースといったサウンドが強調されているのが特徴。そんなドラムンベースの最近の音を特集。

icon-angle-double-rightベルギー出身

icon-youtube-playLET ME HOLD YOUicon-musicNETSKY

ベルギー出身のアーティスト、ネットスカイは2016年、自身3枚目のアルバムでメジャー進出を果たし、その年の世界の人気DJランキング「DJ MAG TOP 100」では、ドラムンベースのアーティストとしては唯一ランクインしたという新進気鋭のDJ。そんなネットスカイが去年リリースしたアルバム「SECOND NATURE」からの1曲で、同じくドラムンのアーティスト、Hybrid Mindsと共作したナンバーとなっている。ピアノやストリングスを取り入れており、聴きやすいドラムンベースと言えるかもしれない。

icon-angle-double-rightイギリス出身

icon-youtube-playDREAM IN GREENicon-musicHUGH HARDIE

こちらはイギリス出身のヒュー・ハーディ。9歳の頃にピアノを始め、クラシックの基礎などを学んだ後、ジャズやソウルを聴くようになったそう。学生時代に音楽プロダクションを学び、その傍らダウンテンポなHIP-HOPなどを作っていたとか。ドラムンに入り込むきっかけとなったのが、同じくドラムンのアーティストであるLogisticsとHigh Contrast。彼らとの出会いから、ヒューは自分なりのドラムンを作り出すようになっていったそう。この曲は今年リリースされたシングルで、ドラムのパターンかなりシンプルなものをループさせていて、そこにふわっと乗ってくるピアノやヴォーカルが気持ちいい1曲。

icon-angle-double-right新しいドラムン

icon-youtube-playVENTicon-musicROCKWELL

トーマス・グリーンこと、ロックウェルは、伝統的なドラムンベースを踏襲しながらも、トラップやダブステップといった、よりヘヴィでダークな要素を交えた、新しいドラムンを作り出しているアーティスト。去年リリースされたシングル「Isoration Ritual」に収録された「Vent」は、冒頭こそ、スタンダードなドラムンな感じだが、途中からのベース音は、トラップやダブステップに近いものがある。それでいて、リズム隊はやはりドラムンだ。この曲をクラブで聞いたら、おそらく身体中がずっと低音によって振動させられるだろう。

icon-angle-double-rightシンガーでトラックメイカー

icon-youtube-playCROSSROADSicon-musicNIA ARCHIVES

ロンドンを拠点に活動している20歳のシンガーでトラックメイカーの、ニア・アーカイヴス。今年リリースされたデビューEPに収録された「CORSSROADS」は、オールドスクールなドラムンベースに、彼女のどこかエキゾチックなヴォーカルが乗るトラック。このEPに収録されている他の曲は、ドラムンというよりはジャングルに近いものが多い。その中でもよりベースがブーストされているのがこの曲。これからどんなトラックを作っていくのかが楽しみなアーティスト。

icon-angle-double-rightレジェンド

icon-youtube-playOBERLOVEicon-musicSQUAREPUSHER

最後は、ドラムンベースの初期から活躍しているスクエアプッシャーだ。自身はベーシストでもあり、ドラムンのサブジャンル「ドリルンベース」の旗手としても知られている。そんな彼が去年、ニューアルバム「Be Up A Hello」をリリースしている。このアルバムはどこか懐かしい、8ビットサウンドのような音も使われており、ドラムとベース、シンセが目まぐるしく入れ替わる。そんなアルバムの1曲めを飾るのがこの曲。うねうねと行ったり来たりするベースを追いかけるだけでも面白い1曲だ。

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