新世代の音楽シーンを牽引するメルボルン発フューチャー・ソウル・ユニット、ハイエイタス・カイヨーテの紅１点ネイ・パーム（Nai Palm）。彼女のソロ・アルバム『ニードル・ポー/Needle Paw』が10月20日全世界リリースとなる。
（情報提供： SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL）
ハイエイタス・カイヨーテは2011年結成以来2枚のアルバムを発売、グラミー賞に2度ノミネートされている注目のバンドだ。日本へも2015年9月、2016年5月と8月、これまでに合計3回来日しファンを増やし続けている。本作は、ギター・ヴォーカルで圧倒的なパフォーマンスを披露するネイ・パームのソロ・アルバム第１弾となる。
ネイ・パームはシンガーであり、作曲家、ギタリスト、インスト奏者、プロデューサー、そして詩人。ニュー・アルバムは、ネイの書き下ろし新曲６曲とハイエイタス・カイヨーテ（以下HK）とデヴィッド・ボウイやジミヘン等、音楽的な影響を受けたアーティストのカバーで構成されている。そのサウンドに賛辞を惜しまず、ライヴ会場にも聴きにきていたプリンスのお気に入りだった「ボーダーライン・ウィズ・マイ・アトムズ」をはじめ、HK作品から「アタリ」、「メビウス」、「ウェン・ザ・ナイフ」、「モラセス」の5曲がセレクトされている。但し「ウェン・ザ・ナイフ」は、2016年シーズンからハイエイタス・カイヨーテがライヴで演奏している新曲で、この曲がスタジオ録音されたのはこれが初となる。また「ブリージング・アンダーウォーター」もHKセカンド・アルバム『チューズ・ユア・ウェポン』からのセルフ・カバーだが、この曲はネイが愛してやまないデヴィッド・ボウイの「ブラックスター」とレディオヘッド「ピラミッド・ソング」のメドレーとして収録された。フューチャー・ソウル・ユニット４人が織りなす濃密バンド・サウンドとは全く異なる趣をみせるネイのカバーはイマジネーション豊かでインティメイト。ギターとヴォーカルというシンプルな音づくりによる繊細かつオーガニックな音空間が無限に広がる。日本盤にはサム・クックの「ユー・センド・ミー」のピアノ弾き語りヴァージョンがボーナス・トラックとして収録されることが決定した。現在アルバム予約がスタートし、第１弾シングル「ホームボディ」が配信中だ。この曲についてネイは「魂の源に近い曲。自分の中でも最も純粋な所から作り出した曲で、傷を癒やすための聖域。豪華な飾りはないけれどね」とコメントしている。
10月20日の発売に合わせ、10月10日ボストンを皮切りにニューヨーク、フィラデルフィア、ロサンゼルス他北米７都市でのアルバム発売記念ライヴも決定している。
◆ リリース情報
『ニードル・ポー』ネイ・パーム
2017年10月20日全世界同時発売
品番CD:SICP5606 / 2200円＋税
＜収録曲＞ ＊ハイエイタス・カイヨーテのカバー
1. ウィティッチ Wititj (Lightning Snake Pt.1)
2. アタリ Atari ＊
3. クロス・ファイア／ソー・イントゥ・ユー Crossfire/ So Into You（タミア・カバー）
4. ハイク / Haiku
5. メビウス Mobius ＊
6. モラセス Molasses＊
7. エレクトリック・レディランド Electric Ladyland （ジミヘン・カバー）
8. アトール Atoll
9. ウェン・ザ・ナイフ When the Knife＊
10. ブラックスター／ピラミッド・ソング／ブリージング・アンダーウォーター Blackstar/Pyramid Song/ Breathing Underwater（デヴィッド・ボウイ、レディオヘッドとのメドレー）
11. ボーダーライン・ウィズ・マイ・アトムズ Borderline With My Atoms＊
12. ホームボディ Homebody
13. ウィティッチWititj (Lightning Snake Pt.2)
14 ユー・センド・ミー（サム・クック カバー） ＊ 日本盤ボーナス・トラック
（原盤レーベル：ソニー・ミュージックマスターワークス）