1月27日(日本時間)に米ロサンゼルスで開催された「第62回グラミー賞」で、ジョン・ウィリアムズが「STAR WARS Galaxy’s Edge Symphonic Suite」で最優秀インストゥルメンタル作曲賞を獲得した。
ジョン・ウィリアムズのグラミー賞受賞はこれで25回目となる。また、ジョン・ウィリアムズは、アカデミー賞作曲賞・音響編集賞でも『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』にてノミネートされており、こちらの受賞にも期待がかかる。
(情報提供: UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
◆ ギャラクシー・エッジ
ディズニー史上最大規模のテーマランドとなる「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」はアメリカの2つのディズニーリゾートにオープンした(2019年5月31日にカリフォルニア ディズニーランド・リゾート、2019年8月29日にフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート)。
スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジの舞台は、ワイルド・スペース(銀河社会の未開拓領域)のはずれにある惑星「Batuu(バトゥー)」の貿易港(名称:ブラック・スパイア・アウトポスト)。
14エーカー(約17,138坪)の敷地を誇るテーマランドには2つのアトラクションとユニークなダイニング、ギフトショップが登場し、銀河系のキャラクターとの遭遇も期待できる。
一歩足を踏み入れた瞬間から、銀河での冒険をかつてないスケールで体験できるアトラクションである。
◆ ジョン・ウィリアムズ略歴
アカデミー最優秀作曲賞を受賞した1977年の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』以降、本作に至るまで『スター・ウォーズ』サーガ9作品全ての作曲を務める。『帝国の逆襲』、『ジェダイの帰還』、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では、アカデミー賞(作曲賞)にノミネート。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でも、アカデミー賞(作曲賞・音響編集賞)にノミネートされている。
今回で25回目の受賞となったグラミー賞のほか、アカデミー賞5回、ゴールデン・グローブ賞4回、英国アカデミー賞7回、エミー賞5回を受賞。アカデミー賞では、51回のノミネート記録を有し、存命の人物中最多。故人を含めると、ウォルト・ディズニーに次いで史上2位。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)の音楽は、2005年アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)アメリカ映画音楽最高賞受賞。
『新たなる希望』のサウンドトラックは、文化的、歴史的、美的重要性が認められ、米国議会図書館全米録音資料登録簿にも掲載。2000年にハリウッド・ボウルで殿堂入りした他、2004年にはケネディー・センター名誉賞、2009年にはアメリカ国民芸術勲章文化勲章、2016年にはAFI生涯功労賞を受賞。アメリカにおける映画興行記録(物価調整後)トップ20作品中、8作品を手掛ける。
◆ 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
数々の金字塔を打ちたて、エンターテイメント史において伝説と呼べる唯一の映画「スター・ウォーズ」。時代の寵児となったJ.J.エイブラムスが再び監督を務め、スカイウォーカー家の“家族の愛と喪失”の物語は、ついに42年に渡る歴史に幕を下ろす。祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者となったカイロ・レン。伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継ぎ、わずかな同志たちと立ち上がるレイ。スカイウォーカー家を中心とした壮大な<サーガ>の結末は、“光と闇”のフォースをめぐる最終決戦に託された――。
● 出演:キャリー・フィッシャー、マーク・ハミル、アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、アンソニー・ダニエルズ、ナオミ・アッキー、ドーナル・グリーソン、リチャード・E. グラント、ルピタ・ニョンゴ、ケリー・ラッセル、ヨーナス・スオタオ、ケリー・マリー・トラン、イアン・マクダーミド、ビリー・ディー・ウィリアムズ他
● 監督:J.J. エイブラムス
● 製作:キャスリーン・ケネディ、J.J. エイブラムス、ミシェル・レイワン、カラム・グリーン、トミー・ゴームリ―、ジェイソン・マクガトリン
● 脚本:ジョージ・ルーカスが生み出したキャラクターを起点に、デレク・コノリー、コリン・トレボロウ、J.J. エイブラムス、クリス・テリオによる物語に基づき、クリス・テリオとJ.J. エイブラムスが担当。
● 2019年12月20日公開。
◆ 作品情報
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け オリジナル・サウンドトラック』
アーティスト名:ジョン・ウィリアムズ
● UWCD-9014
● ¥2,500+税
● 解説付