グライム特集 Part2 ラップ中心のダーティなグライム編
ラップ中心のアンダーグラウンドシーンをけん引するグライムをご紹介します。
More fire crew; Oi
モアファイヤークルー
モアファイヤークルーはイギリス、ウォルサム・フォレスト出身のグライムクルーです、
複数のラッパー、DJ、プロデューサーで構成されています。
アメリカでいうところの、ラフ・ライダーズみたいな感じなんでしょうか。
ブレイクのきっかけはラジオ曲ですね、Deja Vu FMというラジオ局なんですが、
ロンドン最大のアンダーグラウンドラジオ、いわゆる海賊版のラジオ局です。
ラジオが強いのも、海外のアンダーグラウンドクラブミュージックの特徴ですね。
アメリカですと、ファンクマスターフレックスがラジオのHIOPHOPプロモーションで強いDJで有名ですね。
リーサルビゼル
リーサルビゼルはMore Fire Crewのメンバーでラッパーですね、
俳優もやっています、BBCのコメディードラマに出ています。
他のラッパーとビーフバトル、いわゆる悪口の言い合いも行っています。
アメリカでいうところの2PACなどのラッパーと被るところがありますね、
ラッパー兼俳優は多い組み合わせですね、表現する種類が相性が良いのでしょう。
この曲のきめのフローはくせになりますね、私ははまりました。
Lethal Bizzle Rari WorkOut ft. JME & Tempa T
Dizzie Rascal I luv U
ディジー・ラスカル
ディジー・ラスカルは5つのNo.1シングルを持ち、
グライムのジャンルでメインストリームのアーティストです。
イギリスの、荒んだ治安状態のイースト・ロンドンの公営団地育ったそうです。
公営団地はアメリカではプロジェクトと呼ばれ、治安が悪いことで有名ですが、
イギリスでも事情は変わらないようです。
いわゆるアンダーグラウンド出身のラッパーになります。
グライムがイギリス版のHIPHOPと呼ばれる所以ですね。
カニエ・ウエスト
ブリット・アワード(英国最大級の音楽授賞式)にて、
カニエ・ウエストがグライムのMCとステージで共演したのパフォーマンスです。
沢山ラッパーが出ていますね。