ウィーザー、ニューアルバムを10月にリリース。

WEEZER

2017年8月23日

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス出身の4人組ウィーザー（Weezer）。11枚目となるアルバム「パシフィック・デイドリーム」を10月27日にリリースすることが発表された。

（情報提供：WARNER MUSIC JAPAN）

昨年末にグラミー賞の「最優秀ロック・アルバム」にノミネートされた前作、「ウィーザー（ホワイト・アルバム）」以来となるニューアルバムは、ブッチ・ウォーカーがプロデュースを手がけている。ウィーザーは、8月18日にアップル・ミュージックのDJゼイン・ロウの番組『Beats 1』にて、アルバムからの2曲目の新曲「メキシカン・フェンダー」を初公開し、新作の内容も一部を紹介した。

Weezer 「Mexican Fender」ミュージック・ビデオ

「ウィーザー（ホワイト・アルバム）」の発表後、彼らは新作の作曲に取りかかり、それを「ブラック・アルバム」と名づけていた。しかし制作を進めるにつれて、出来上がる曲たちが、世界の果てのビーチからやって来る白昼夢のような感じがすることに気づいた。そこでウィーザーの面々は、その方向性に逆らおうとせず、全く新しいアルバムを作り始めた。こうして完成したのが今回のニューアルバム。ウィーザーが得意とする卓越したメロディーと職人芸が満載のアルバムとなった「パシフィック・ドリーム」は、現実と夢の不確かさを指し示す作品であり、まるでビーチボーイズとクラッシュが海辺で恋に落ち、素晴らしい赤子を生んだかのようなサウンドとなっている。

この「パシフィック・デイドリーム」には、3月にリリースされたファースト・シングル「フィールズ・ライク・サマー」も収録されている。ゆっくりと今夏のヒット・ソングとなったこの曲は現在、オルタナティヴ・ラジオ・チャートで2位、数々のストリーミングサービスとYouTubeを合わせ2000万回の視聴数を突破。過去10年で最大のウィーザーのラジオ・ヒット・ソングとなっている。彼らはアルバム発売に向けて2017年のフェスティバル・シーズンを制覇し、今後は、北米の各都市で公演を行う予定。