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世紀のヒット・メイカー、デイヴィッド・フォスターが手がけたラヴソング集リリース

David Foster


ホイットニー・ヒューストン、セリーヌ・ディオン、マイケル・ジャクソン・・・数多くのトップ・アーティストの楽曲を手掛けてきた世紀のヒット・メイカー、デイヴィッド・フォスター(David Foster)。彼が手がけた珠玉のラヴソングだけを収録、70年代~00年代まで、世代を超えたヒット曲をまとめた日本企画CDがリリースされた。

(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)

世紀のヒット・メイカー、デイヴィッド・フォスターが手がけたラヴソング集リリース
(Photo : Bree Hart)

いま、世代を超えて再び大きなムーヴメントになっているAOR。70年代後半から、ロック/ジャズ/R&Bなどジャンルを超えた大人向けの良質の洋楽は、総称してAOR(Adult Oriented Rock)と呼ばれ、さまざまな流行や文化と結びつきながら日本で独自の進化を遂げた。そのAORシーンで売れっ子キーボード奏者/ソングライター/アレンジャーとして注目され、その後現在に至るまで、ヒット・プロデューサーとして脚光を浴び続けているデイヴィッド・フォスター。

デイヴィッド・フォスターは1949年、カナダのブリティッシュ・コロンビア州ヴィクトリア生まれ。4歳からピアノを始め、16歳の時にはチャック・ベリーのバンド・メンバーとしてツアーをまわるほどの腕前だった。20代前半からLAでスタジオ・セッションの仕事を重ね、ポール・アンカ、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、バーブラ・ストライサンド、ダイアナ・ロス、ロッド・スチュワートなど多くのスターと共演。また、並行してジム・ケルトナー(ds)、ダニー・コーチマー(g)と共に「アティチューズ」というバンドを組み、2枚のアルバムを発表している。またギタリスト、ジェイ・グレイドンと「エアプレイ」というデュオを結成し、1枚だけアルバム『ロマンティック』を発表。特にこの作品は“AORの金字塔”と呼ばれるほど日本で大好評を得て、多くのミュージシャンたちに影響を与えた。売れっ子ミュージシャン/アレンジャーとして多忙を極めたフォスターは、大物バンド、シカゴを手掛けたのを機にトップ・プロデューサーの地位を確立。「素直になれなくて」などバラードのヒット・メイカーとして名前を轟かせた。1983年に日本制作で初ソロ・アルバムを発表。以降、オーケストラとの共演作やピアノ・ソロ作、クリスマス・アルバム、映画のサウンドトラックなどを幅広く制作している。90年代はホイットニー・ヒューストン、セリーヌ・ディオンら世界的なメガヒットを量産。また初めて自身のレーベル:143 Recordsを設立し、ジョシュ・グローバンやマイケル・ブーブレといった新たな才能を発掘している。現在までに獲得したグラミー賞は、何と16部門にも及ぶ。

本作にはデイヴィッド・フォスターがかかわった多くのヒット曲を収録。フォスターが初めてEW&Fに提供し、グラミー賞も獲得した名バラード「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」(全米2位)をオープニングにして、全米シングル14週連続1位を記録したホイットニー・ヒューストンの「オールウェイズ・ラヴ・ユー」や、日本でのドラマ主題歌として大ヒットしたセリーヌ・ディオンの「トゥ・ラヴ・ユー・モア」など、フォスターが最も得意とするドラマティックなバラード曲を数多く収録している。ラストはEW&Fへの提供曲をセルフ・カヴァーした「アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン/エアプレイ」で締めくくっている。

ソニーミュージックからは今後も、デイヴィッド・フォスターと縁の深いアーティストの作品や企画盤のリリースが予定されている。

〈11月22日発売〉
『愛よ永遠に~ボディーガード25周年記念盤/ホイットニー・ヒューストン』(SICP-31131)
『クライヴ・デイヴィス:サウンドトラック・オブ・アワー・ライヴズ』(SICP-31132)
『スティーヴ・ルカサー セッション・ワークスⅡ』(SICP-31101)

〈11月29日発売〉
『ジェイ・グレイドン ワークスⅡ』(SICP-31102)

◆ 商品情報

メロディーズ・オブ・ラヴ~デイヴィッド・フォスター・ソングブック
Melodies of Love: David Foster’s Songbook
(SICP 31103) 定価¥2,000(税込)

◆高品質Blu-spec CD2仕様 ◆歌詞・対訳付き ◆解説:金澤寿和(Light Mellow)

【収録曲】 (楽曲に対するフォスターの関わりかた)
01.アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン/アース・ウインド&ファイアー 【共作】
  Earth, Wind & Fire – After The Love Has Gone
02.オールウェイズ・ラヴ・ユー/ホイットニー・ヒューストン 【プロデュース】
  (14週連続全米1位/グラミー賞受賞)
  Whitney Houston – I will Always Love You
03.トゥ・ラヴ・ユー・モア/セリーヌ・ディオン 【共作/プロデュース】
  Celine Dion – To Love You More
04.アイ・スウェア/オール・フォー・ワン 【プロデュース】(全米1位/グラミー賞受賞)
  All-4-One – I Swear
05.素直になれなくて/アズ・イェット feat. ピーター・セテラ 【共作】
  (※シカゴによる原曲が全米1位を記録)
  Az Yet feat. Peter Cetera – Hard To Say I’m Sorry (David Foster Mix)
06.ライト・ヒア・ウェイティング/モニカ feat. 112 【プロデュース】
  (※リチャード・マークスによる原曲が全米1位を記録)
  Monica feat. 112 – Right Here Waiting
07.フォーエヴァー/ケニー・ロギンス 【共作/プロデュース】
  Kenny Loggins – Forever
08.トゥ・ラヴ・サムバディ/マイケル・ボイルトン 【プロデュース】
  Michael Bolton – To Love Somebody
09.スタンド・アップ・フォー・ラヴ/デスティニーズ・チャイルド 【共作/プロデュース】
  Destiny’s Child – Stand Up For Love (2005 World Children’s Day Anthem)
10.それが恋だから/マイケル・ジャクソン 【共作】
  Michael Jackson – It’s the Falling in Love
11.モーニン/アル・ジャロウ 【共作】
  Al Jarreau – Mornin’
12.ガット・トゥ・ビー・リアル/シェリル・リン 【共作】
  Cheryl Lynn – Got To Be Real
13.ウェイト・フォー・ミー/ダリル・ホール&ジョン・オーツ 【プロデュース】
  Daryl Hall & John Oates – Wait For Me
14.朝のとばりの中で/ポール・アンカ 【共作】
  Paul Anka – Hold Me ‘Til The Mornin’ Comes
15.トワイライト・ハイウェイ/ボズ・スキャッグス 【共作】
  Boz Scaggs – You Can Have Me Anytime
16.アンブレイク・マイ・ハート/トニ・ブラクストン 【プロデュース】(全米1位/グラミー賞受賞)
  Toni Braxton – Un-Break My Heart
17.スルー・ザ・ファイア/ピーボ・ブライソン 【共作/プロデュース】
  Peabo Bryson – Through The Fire
18.アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン/エアプレイ 【共作/共同プロデュース】
  Airplay – After The Love Is Gone
*M4,11: Licensed by Warner Music Japan Inc.

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