約2年の活動休止期間を経て、今年本格再始動したNY出身のアート・ポップ・デュオ<MGMT>が、10月に発表した4年ぶりの新曲「リトル・ダーク・エイジ」に続く新たな楽曲「ホエン・ユー・ダイ」をミュージック・ビデオとともに公開した。
(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
ビデオにはアメリカの人気コメディ・ドラマ『ガールズ』などで知られる俳優、アレックス・カルポフスキがマジシャン役で出演。独自のポップなサウンドにのせて様々なものが交錯し、ユーモアと怖さという相反する両面、創造力に富んだAI技術と彼らならではのアート感溢れるグラフィック、美しくカラフルでありダークでもある色彩豊かな世界へ一気に引きこまれ、何度も繰り返したくなるビデオだ。バンドは既にニュー・アルバムの完成と、そのタイトル『リトル・ダーク・エイジ』を発表しており、来る2018年に向け、ファンの期待が高まっている。
「ホエン・ユー・ダイ」 ミュージック・ビデオ
アンドリュー・ヴァンウィンガーデンとベン・ゴールドワッサーを中心とするMGMTは、2008年に「タイム・トゥ・プリテンド」「キッズ」を収録したデビュー・アルバム『オラキュラー・スペクタキュラー』で人気に火が点き、2010年に全米2位/全英4位に輝いた2ndアルバム『コングラチュレイションズ』、2013年に3作目で初のセルフタイトル作『MGMT』を発表。米「グラミー賞」、英「ブリット・アワード」「NMEアワード」などでの授賞/ノミネート歴も誇り、ファレル・ウィリアムや、共演実績のあるレディオヘッド、べック、フレーミング・リップス、M.I.A.といった数々のアーティストからも高い評価を受けてきた。また、音楽面だけなく、GUCCIの2009年春夏メンズ・コレクションでMGMTにインスピレーションを受けたコレクションが発表され、コンバース100周年キャンペーン・モデルやフランスのファッション・ブランド<プチバトー>のイメージ・キャラクターに選出されるなど、ファッション界からも注目を集める存在でもある。
これまでに5度来日を果たし、2008年に<サマーソニック>、2010年には<フジロックフェスティバル>でホワイト・ステージのヘッドライナーを務め、2008年、2011年、2014年に単独ツアーを成功させるなど、日本でもファンを拡大してきたMGMT。昨年発表された2曲を含む約5年ぶり、通算4作目のニュー・アルバムは、デイヴ・フリッドマン(マーキュリー・レヴ/フレーミング・リップス)、パトリック・ウィンバリー(チェアリフト/ブラッド・オレンジ)とMGMT自身がプロデュースを手がけているという。その全貌は2018年初頭に明らかになる予定だ。