2本のチェロによる超絶演奏で世界を魅了するクロアチア出身のチェロ・デュオ2CELLOS(トゥー・チェロズ)。映画音楽をテーマにした最新アルバム『スコア』から「ディア・ハンター~カバティーナ」のミュージック・ビデオが公開された。アルバムからのミュージック・ビデオとして11作目となり、この映像がアルバムから最後のミュージック・ビデオとなる。
(情報提供: SONY MUSIC JAPAN INTERNATIONAL)
2CELLOS – Cavatina
この曲は、1978年に公開されたマイケル・チミノ監督による映画『ディア・ハンター』の主題曲。イギリスの作曲家スタンリー・マイヤーズ(1930-1993)の書いた美しい旋律をギタリストのジョン・ウィリアムスが奏で世界的に知られることとなった。この映像は2人の母国であるクロアチアのイストラ半島の森で撮影された。映像監督は2CELLOSをデビュー時より撮影しているクロアチアのクリエイター:クリスチャン・ブーロビッチ。「スムーズ・クリミナル」や「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」、「サンダーストラック」「トゥルーパーなど、2CELLOSの代表曲の映像を手がけている。昨年夏に公開された大ヒット・シングル「デスパシート」、カバー曲のミュージック・ビデオも彼の作品だ。
「これが<スコア>アルバムから公開する最後のミュージック・ビデオとなります。今回は、クロアチアに戻って撮影しました。美しい心安らぐ故郷の豊かな自然に囲まれながら、ツアーで世界中を飛び回ったこの1年を振り返るのは感慨深いものがありました。素晴らしい聴衆の皆さんと出会い、各国の素晴らしいオーケストラやストリング・アンサンブルと共演することが出来たのですから。また、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています」と2CELLOSはコメントしている。
2CELLOSにとって2011年のデビュー盤以来4枚目となるオリジナル・アルバム『スコア』は、世界に先駆け日本で2017年2月22日に先行発売された。3月に全世界で発売となり40カ国のiTunesクラシカル・アルバム・チャートで1位を記録。2017年1月から最新アルバム『スコア』収録曲のミュージック・ビデオを毎月1本ずつ公開してきた。1月「ゲーム・オブ・スローンズ・メドレー」、2月「ムーン・リヴァー」、3月「グラディエーター」、4月「シンドラーのリスト」、5月「ロード・オブ・ザ・リング」、6月「炎のランナー」、8月「ゴッドファーザー」、9月「ある愛の詩」、11月には巨匠モリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」,2018年1月には「タイタニック~マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」の映像を公開した。一方で、2人は新曲も発表しており昨夏全米ナンバーワンを記録したルイス・フォンシとダディー・ヤンキーの大ヒット曲「デスパシート」をカバーした映像を公開。再生回数が3日間で300万回を突破し世界中で話題となった。
◆ 商品情報
●2CELLOS 『スコア』
品番: SICP31122 +税 高品質Blu-spec CD2仕様
【収録曲】
1. 「ゲーム・オブ・スローンズ」メドレー 作曲:ラミン・ジャワディ
2. メイ・イット・ビー (「ロード・オブ・ザ・リング」) 作曲:エンヤ、ローム・ライアン、ニッキー・ライアン
3. フォー・ザ・ラヴ・オブ・ア・プリンセス(「ブレイブハート」) 作曲:ジェームズ・ホーナー
4. ある愛の詩 作曲:フランシス・レイ
5. ニュー・シネマ・パラダイス 作曲:エンニオ・モリコーネ
6. ムーン・リヴァー(「ティファニーで朝食を」)作曲:ヘンリー・マンシーニ
7. ゴッドファーザーのテーマ 作曲:ニーノ・ロータ
8. マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン 作曲:ジェームズ・ホーナー
9. レインマンのテーマ 作曲:ハンス・ジマー
10.カヴァティーナ(「ディア・ハンター」)作曲:スタンリー・マイヤーズ
11.マレーナ 作曲:エンニオ・モリコーネ
12.「シンドラーのリスト」メイン・テーマ 作曲:ジョン・ウィリアムズ
13.「炎のランナー」よりタイトルズ 作曲:ヴァンゲリス
14.ナウ・ウィ・アー・フリー(「グラディエーター」)作曲:ハンス・ジマー、リサ・ジェラード
15 『M21-許し forgiveness』坂本龍一 feat. 2CELLOS(映画『怒り』より)作曲:坂本龍一 ※日本盤ボーナス・トラック
演奏:ロビン・スミス指揮ロンドン交響楽団